こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、町で一番の嫌われ者だった男の人生が、向かいに暮らす一家との交流を通じて変化する姿を描いた、フレドリック・バックマンの小説を原作にしたスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』をリメイクしたヒューマンドラマ「オットーという男



オットー(トム・ハンクス)は、近所を散策して少しでもルールを破った者を見つければ説教するなど、不機嫌な態度や厳格すぎる言動で町の人々に嫌われていた。

しかし実はオットーは、妻に先立たれ、仕事も失い、孤独と絶望にさいなまれていた😢

退職を迎え、自ら命を絶とうとするオットーだったが、その度に向かいの家に越してきたマリソル(マリアナ・トレビーニョ)一家の邪魔が入り、中々思いを遂げることができない。

マリソルから小さい娘たちの子守や車の運転を頼まれたオットーは、彼らとのやりとりを通して、ある変化を感じていく。


オリジナルも見てるはずだけど、断然こっちの方がいい👏


オットーの不器用だけど、実は困ってる人を放っておけない愛情深い人柄。

自殺前に(掃除まではまぁわかる)電気や電話止めたり、床を汚さないよう新聞紙敷いたり(その割には、金具の強度を確認してない詰めの甘さ😅)するきっちりした性格など、キャラクターの描き方がチャーミングで、実に秀逸👍️

お墓の前で、妻に語りかけるシーンなどは、そりゃもうぐっちょんぐっちょんに愛情駄々漏れ。

「妻が命だったんだ」

そんな風に、言ってくれる旦那さん、欲しい❤️

自殺に失敗して、床に転げ落ちたときだって、新聞紙の特売ピンクのブーケ(妻が好きだった)見つけちゃうんだもの、筋金入り。


オットーだけじゃなく、お隣のマリソル含め、町の住人たちもとても細やかに人物描写がなされています。


唯一違うぞと思ったのは、コピーの「町一番の嫌われもの」ってフレーズ。

気難しいとこもあるけど、結構町の人たちは彼のことを慕って、見かければ声をかけたり、頼みごとをしたり、便りにしている(しかも、やるんだ、この人😅「ノー」と言えないオットー)


そぉ言えば。

何で唐突にセムラが出てくるのかと思ったら(クリームたっぷりで美味しそうだったけど)、原作スウェーデンの小説でした🇸🇪

セムラも美味しそうだったけど、パーティーのときのナチョスも美味しそうだった(どっちも久しぶりに食べたくなった)


あと、近所の野良からオットーの相棒にまでなった美猫ちゃんもキュート🐈️

何てゆー猫なんだろ❔


エンドロールのイラストまでいい⤴️(天国で、2人で13時のお茶飲めたんだね👼)



今回評価は、⭐⭐⭐⭐★の4.3 

2023.3.10鑑賞