こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ
本日ご紹介させて頂くのは、余命宣告を受けたシングルファーザーが、遺される息子と一緒に暮らす新しい家族を探し求める姿を描いたヒューマンドラマ「いつかの君にもわかること」
窓拭き清掃員として働きながら、一人で4歳の息子マイケル(ダニエル・ラモント)を育てている33歳のジョン(ジェームズ・ノートン)は、不治の病を患っており、余命いくばくもなかった😣
彼はマイケルと養子縁組してくれる家族を探そうと多くの家族候補と面会するが、人生最大の決断となるだけに、次々と迷いが生じる。
献身的なソーシャルワーカーと出会い自分の不甲斐なさを思い知りつつも、マイケルのために最良な未来を選ぼうと奔走する。
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窓拭き清掃員として働くシンパパと、キューピーみたいに可愛いマイケルの、男2人の生活👨👦
マイケルを生んですぐにロシアへ帰ってしまった母の所在は不明で、ジョンはもうすぐ死ぬ自分が遺していかなければならないマイケルのために、彼が暮らしていく家族を選びきれずにいた。
幼いマイケルは、まだ死を充分に理解できない。
「パパはもうすぐ死ぬ。体は、もう動かなくなるんだよ。だけど、日差しの中、雨の中、ブドウ(マイケル好物)の味の中にパパはいるよ」
マイケルの傍で、ずっと成長を見届けていきたかっただろう。
別れの前に、節目ごとにマイケルが父の思いに触れることができるよう、何十通もの手紙を書いておく。
「運転免許証をとった日に開ける手紙」まであるのだ、結婚や入学、卒業などは確認するまでもないだろう。
それだけ、マイケルの日常の節目に立ち会いたかったのだ。
ラストは、2人が里親のドアベルを鳴らし、里親が2人を迎えるところで終わる🚪
ジョンの死も、父子の別離も描かない。
最後まで描かないことで、一層の余韻が残った😢
今回評価は、⭐⭐⭐★★の3.4
2023.2.25鑑賞