こんにちは、ねこあしです(*´∀`*)ノ
本日ご紹介させて頂くのは、白人至上主義を掲げる「KKK(クー・クラックス・クラン)」の一員であった男が自身を見つめ直していく姿を描いたヒューマンドラマ「バーデン」
サウスカロライナの町にKKKの博物館がオープンしたことから、長年くすぶっていた人種間の緊張が高まる。
そんな中、牧師のケネディが地域社会の平和のために力を尽くし、KKKの忠実な団員であったマイク・バーデンは一人の女性と付き合ったことで、次第に自身の信念や考えを改めるようになっていく。
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元KKKのマイケル・バーデン(ギャレット・ヘドランド)の実話でした(知らんがな)
フォレスト・ウィテカー、黒人牧師の人種差別の活動家みたいな役がまた似合うんだ👍
エンドロールでの本人映像と喋り方とか(声のトーンまで)そっくりだったもの👏
ジュディ(アンドレア・ライズボロー)、扇情的な見た目に反して、KKKのリーダー、養父のトム(トム・ウィルキンソン)に可愛がられていたマイクと恋に落ちるまでは、ただのイージーなシングルマザーかと思いきや・・・(トムの下品な差別ジョークやマイクの言動に眉をひそめることはあったが)「あなたを失うのは怖いけど、あなたがあそこにいる限り、一緒にはいられない」ときっぱり言える強さを見たときはかっこよかったわ😍
そんな強さと信念のある女性だから、マイクも意を決してトムたちと袂を分かつ決意をする(が、団体からの嫌がらせで、ジュディ母子共に家は追い出され、仕事も断られまくる)
小銭をもらえないか?と、道端で乞わざるを得なくなった彼らは、運動家で牧師のケネディ(フォレスト・ウィテカー)と偶然遭遇する。
今まで反目してきた過去はひとまずおき、困っている彼らにホテルの空きを聞いて回るが、マイクの姿を見るとどこも口を揃えて「満室だ」と断る👐
やむを得ず、自宅に彼らを招くケネディ。
ケネディの妻子は動揺を隠せないが、彼ら受け入れる。
更にケネディは、頼み込んでマイクに仕事も与えた。
しかし、ある日現場にランチを持ってきた露出の高いジュディの姿に、職場の仲間たちはひやかしの声をあげ、怒ったマイクはボスを殴りつけ、「ニガー」と罵ってしまう👊
顛末を知ったケネディは愕然とし、部屋を出て行く。
ケネディを追った息子は、車内で激しくハンドルを殴り怒りを抑えられなくなるケネディを目撃する。
「一人の人間として、彼のことは許せない。しかし、あの家族を見捨てたら私は牧師失格だ」と、ケネディが葛藤を口にするシーンは印象的。
「どうして堪えられないの?」と問うジュディに、「あいつら、お前のことをからかったんだ!」と、怒りを静められないマイク。
「女は初めて?」
からかわれて逆上したマイクにジュディがキレたとき、マイクは「そぉだよ!クソみたいな人生でどうやって女と付き合えと?」と、逆ギレ💢
・・・初めてだったんかーいっΣ(・ω・ノ)ノ?!
その後、ケネディのところへ行き、「アンタが敵なら張り倒す。アンタが味方なら悪魔を殴り飛ばす」と、再度KKKと決別を誓うマイク。
養父でもあったトムとの完全別離宣言後、彼は今までの自分の罪も告白する。
思いがけず、よい映画でした👏
今回評価は、☆☆☆☆★3.7
2022.11.19観賞
ところで。