こんばんは、ねこあしです(*´∀`*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、1970年の世界三大ミスコンテストの一つである「ミス・ワールド」で実際に起きた事件で、出場者と主催者、開催に抗議する活動家たちの思惑が交差する騒動を描いた群像劇「彼女たちの革命前夜」



1970年、ロンドン🇬🇧
勉強し直すために大学に入学したサリー・アレクサンダー(キーラ・ナイトレイ)は、女性解放運動の活動家ジョー・ロビンソン(ジェシー・バックリー)に出会う。

ジョーの所属団体では、ミスコンテスト「ミス・ワールド」の開催を阻止するため奔走していた。

そのころ、ミス・ワールドに参加するためカリブ海の島国グレナダからやって来たジェニファー・ホステン(ググ・ンバータ=ロー)は、白人の出場者が注目される現実に複雑な感情を抱く。

それぞれの思いが交差する中、ついに開催当日を迎えることになるが・・・。

********************


1970年、ミスコンでの女性解放運動⤴️

ミス・グラナダのジェニファーの存在感は、圧倒的😲



女性蔑視的な質問に腹を立て席を立ったミス・スウェーデンの怒りもわかるけれど、彼女に声をかけに行ったジェニファーが「これで怒れるなら、あなたは幸せものね」と冷静に諭すシーンは、白人と有色人種のそもそもの立ち位置が異なることを示している。

彼女たちは最初から白人とは扱いが異なっていたし、もっと言えば生まれてからずっと差別に晒されてきたのだ。


「私は、やる気になったわ」

逆境こそ、彼女にの原動力なのだ🔥



元々ヒスパニック系美女は好きなので、登場時点で一番推しだったこともあり、優勝したときには思わず顔が綻んじゃったわ😍

その瞬間の、ジェニファーの驚きの表情も魅力的💓


「今夜私が優勝したことで、白人じゃなくても優勝できるんだと希望を持った少女がいることは確かよ」

女性を外見的な美だけでジャッジすることに目くじらを立て、なぜこんな大会に出るのかとブチブチ言ってるサリーにジェニファーが告げた台詞。


男女平等を叫ぶのは、大いに結構。

むしろ、応援したい👏(オンナの端くれだしな)

が、外見的な美は生まれ持ったものだけでなく、立ち居振る舞いや、品性、知性なども影響してくるのだ。

ウーマンリブの活動家たちも、(特に今なんて、ユニセックス時代だし)古典的女性ファッションを着ろとは言わない。

けれど、美しい言葉で、品位を保って発言すれば、より耳を傾ける人がいるだろいうことに気づいてほしい。


その意味でも、ジェニファーは完璧だった。


更に。

希望していたTV業界でなく、結局大学に入り直して最終的に判事になったとゆーキャリアもカッコいい😆


ところで。

ウーマンリブ運動に批判的なサリーのママが、サリーが釈放されたとき、「裁判になるの?なら新しいスーツを買わなきゃね」とニヤリとしたシーンも好き👍


今回評価は、☆☆☆☆★★の3.6

2022.6.26観賞