こんばんは、ねこあしです(*´∀`*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、現代の東京を舞台に、フードデリバリーの配達員やシンガー・ソングライターなど、13人の若者の人生が複雑に交錯する様を描いた青春群像劇「スパゲティコード・ラブ」



フードデリバリーの配達員・羽田天(倉悠貴)は配達を1,000回することで、好きなアイドルへの思いに区切りをつけようと考え・・・

桜庭心(三浦透子)はシンガー・ソングライターを目指していたがそれを諦め、苦手な友達とダラダラと過ごしていた。

一方、大森慎吾(清水尋也)が登録しているFacebookには5,000人以上の友人がいるが、本当の友人は一人もいなかった。

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オトナ未満の若者たちの物語。
いや、年齢的には成人しているかもしれないけど、自分を見失ったまま人生を模索している(生きもがいている)とゆー意味では、やはりオトナ未満だ。

人生100年時代と言われるようになり、アイデンティティを確立する年齢も、以前よりずっと遅くなってきている。
その上、多様化や働き方改革など耳障りのいい言葉に守られ、若者たちのアイデンティティ確立はより困難になっているとも言える。

本作では、中でも不器用な人たちを取り上げて、描いている。
ふられた元カレとの復縁時期のため、占いに月16万も費やす気持ちも、痩せたいと言いながらピーナツバター貪る気持ちも、嫌いだと思いながら周囲とつるむ気持ちも、評価されてないのに俺の世界観主張するのも、妻子持ちの男に養ってもらいながら結婚を夢見てアルバイト暮らしの女も、誰一人として共感できなかったし、むしろ苦手なタイプばかりで・・・

唯一、何も持ちたくないからと住居さえ定めずカプセルホテル暮らしの生活をしている慎吾だけは羨ましい気はしたが、それだって正直不便もあるだろうし、実際に自分でやりたいかと聞かれれば、せめてビジネスホテル暮らしを希望したい💧

そんな慎吾が別れ話をしたパパ活女子から、「私のこと、少しは好きな瞬間あった?」と聞かれ、「いや、もっとあったよ」と答えるシーンは少し切なかった😢

氷室(古畑新之)を頼りに上京してきた女子高生(を辞めた子)が帰るよう諭され、「帰らない。ここ東京だよ!帰ったら負けになるとこだよ」と、懸命に食らいつくシーンは必死さが伝わってきたが・・・

まぁ、心配するな。
東京人、誰もそんな気負ってないから(東京に生まれたから、そこに住んでるってだけで、負けとか勝ちとか考えてないし)

今回評価は、☆☆☆★★の3.4 
2021.12.1鑑賞


ところで。

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何じゃ、そりゃ😅