こんばんは、ねこあしです(*´∀`*)ノ


本日ご紹介させて頂くのは、自殺志願者を見分ける能力を持つ青年が突飛な行動で巻き起こす騒動を、謎が謎を呼ぶ展開で描き出した2012年上演の同名舞台を飯塚監督が自らの手で映画化した「FUNNY BUNNY」




自称小説家の剣持聡(中川大志)と親友の漆原聡(岡山天音)は、ウサギの着ぐるみに身を包んで区立図書館へ向かう🚗💨
彼らの目的は、図書館を襲撃することだった📚

数年後、もう1つの事件である「ラジオ局電波ジャック」が起きる。
やがて、2つの事件に隠された謎と悲しい真実が明らかになる。

**********************

銀行強盗ならぬ図書館強盗・・・
いや、厳密に言えばそれですらない。
だって、彼らは「ある本」を探しに来ただけなのだから。
彼らがこだわった理由は、高校時代にいじめが原因で死亡した剣持の同級生の加害者の出所が明日に控えていたからだった。

被害者の少年が誰にも借りられない本に隠した「遺言」を探すには、タイムリミットが迫っていたのだ(まぁ、もっと早く動けば良かったじゃん的なツッコミどころはあるが)

そして、何故か図書館司書の服部(関めぐみ)の過去にも遡っていき・・・

2つのストーリーは独立してならば深いものなのだが、何故無理やりにこの狭い人間関係の中で納めようとしたために、こじつけ感が滲み出てしまう。

漆原の決死のキスシーン(w)は呆気にとられたし(直前まで何をブツブツ言っているのかと思えば、まさかの行動😲)、2人の取っ組み合いのシーンは友情感じられて、悪くなかったo-_-)=○☆

中川大志くん、「砕け散る・・・」より、このくらいのチャラい(でもやっぱり熱いんだけど)感じの方が似合うかも(まぁ、「砕け散る・・・」のキャラは現実にいるかと言われると厳しいもんね)

今回評価は、☆☆☆★★の3.3 
2021.5.5鑑賞