こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ

本日ご紹介させて頂くのは、クチュールからプレタポルテに業界で初の本格参入を果たし、先鋭的ルックで若者から支持を受けたファッションデザイナー、ピエール・カルダンの97年間に密着したドキュメンタリー「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」


業界で初めて大衆向けプレタポルテに本格参入し、未来的なコスモコール・ルックで若者たちを熱狂させた革命児ピエール・カルダン。

ファシズムが台頭する祖国イタリアからフランスへの脱出し、先鋭的すぎるためにファッション界から敬遠された苦悩と反撃、女優ジャンヌ・モローとの運命的な恋、劇場運営や高級レストラン「マキシム・ド・パリ」の買収など、波乱に満ちた97年間の記憶を、今なお現役で活躍するカルダン本人が語る。

更にジャン=ポール・ゴルチエ、シャロン・ストーン、森英恵ら豪華ゲストたちの証言や秘蔵映像を通し、カルダンの輝かしい軌跡とチャーミングな素顔を浮かび上がらせていく🎥


J.P.ゴルチェは言う。
「彼のおかげで、不可能はないと知った」
その言葉が表すように、100才近い今も尚、とどまるところを知らずに躍進し続けるカルダンの革新的な挑戦は、枚挙に暇がない。

「もっとやらないで、どうする」
「今に満足はするが、満足感に浸ることはない」
この言葉に集約されるかのように、ディオールからの支援で独立した後のカルダンの活躍は素晴らしい(*’ω’ノノ゙☆パチパチ

プレタポルテを発表したとき、メディアはこぞって批評した。
しかし、結果は現在のマーケットを見れば明らかだ。
「僕を嫌ったマスコミが、僕を有名にしてくれたんだ」
出たΣ(゚Д゚〃)
成功者特有の、スーパーポジティブシンキング⤴️

白人モデルのみだったショーに、人種を越えて黒人やアジア人を起用した最初のデザイナーも彼。
文化大革命直後の中国へ行き、シルクを世界に広めたのも彼🇨🇳
ファッションなどなかった(とゆー説明だったが、これは良く意味がわからなかった)ソ連へ最初に行ったのも彼。

車や、何なら飛行機の内装まで手掛けたのも彼。
「ぼくがやらなきゃ、他の誰かがやると思ってね」

どんだけ負けず嫌いなんかーいっΣヽ(゚∀゚;)

この人、スゴい😲

色彩的な楽しみと同時に、彼の生きざまに目を見張るドキュメンタリーでした。



今回評価は、⭐️⭐️⭐️⭐️★の3.5
2020.10.14観賞