こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ

本日ご紹介させて頂くのは、"全米で最も惨めな町"といわれるイリノイ州ロックフォードでスケートボードに明け暮れる3人の少年たちの絆と成長を通し、知られざるアメリカの現実を映し出した青春ドキュメンタリー「行き止まりの世界に生まれて」


かつて栄えていた産業が衰退し、アメリカの繁栄から取り残された「ラストベルト(錆びついた工業地帯)」に位置するイリノイ州ロックフォード🇺🇸

キアー、ザック、ビンの3人は、それぞれ貧しく暴力的な家庭から逃れるようにスケートボードに熱中していく🛹

スケート仲間は彼らにとって唯一の居場所であり、もうひとつの家族だった♪( ´∀`)人(´∀` )♪

そんな彼らも成長するにつれ様々な現実に直面し、少しずつ道を違えていく。

低賃金の仕事を始めたキアー、父親になったザック、そして映画監督になったビン。

幼い頃からスケートビデオを撮りためてきたビンのカメラは、明るく見える3人の悲惨な過去や葛藤、思わぬ一面を浮かび上がらせていく🎥

そんな彼らの姿を通して、親子、男女、貧困、人種といった様々な分断を見つめ、アメリカの知られざる現実を映し出していく。


ザックの落ちぶれ具合が、ハンパない⤵️
どぉ見ても、アル中のむくんだ顔ロックグラス リキュール

エンドロールで見る限り、徐々に立ち直ってはいるようだったけど、他の仲間との落差に見ることすら痛い😣

一方で、エリオットの成長ぶりは可愛いかったなぁ💓

黒人のキアーが、過去に父に言われた「白人と一緒にいても、自分は黒人だと言うことを忘れるな」とう言葉は、厳しい現実を突きつける。

ただ、それでも「次に生まれるときに選べるなら黒人を選ぶ」と父はキアーに告げる。
驚いたキアーが父に理由を問うと、「俺たち黒人はいつも問題に直面している。だから、白人たちが不満を言うような場面でも平然と対応できるんだ」

彼は、仲間の中で唯一、夢を叶えて2社のスポンサーを得て、隣の州へ向かった🏂️

誰もが、夢を諦めるわけではない。
夢をかなえる人も、いる。



今回評価は、⭐️⭐️⭐️★★の3.1 
200.9.6観賞