こんばんは、ねこあしです(*・∀・*)ノ

本日ご紹介させて頂くのは、クルーズ旅行へと出航した元軍艦の船上を舞台に、窮地に置かれた人間たちが巻き起こす蛮行を鋭く描き出した異色ファンタジー「人間の時間」


恋人のタカ(オダギリジョー)と共に旅行を楽しむ女性イヴ(藤井美菜)、有名な議員(イ・ソンジュ)とその息子(チャン・グンソク)、そして謎の老人(アン・ソンギ)と、様々な人々を乗せ、船は出航する🚢

かつては軍艦でありながら、退役後はクルーズ船となったその船が大海原へと出た頃、開放的になった乗客たちは酒、ドラック、セックスと、溺れていった。

狂乱の後、疲れ果てて眠りについた彼らが目を覚ますと、船は霧に包まれた未知の空間に突入していた😱❗️

何が起こったのか理解できない現実を前に呆然とする人々・・・( ̄□||||!!

やがて乗客たちは、生き残りをかけた悲劇的な事件を次々と起こしていく。

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キム・ギドク監督の作品ということで、(残虐性はあるだろうけど)過去の作品などから、それなりに期待をし・・・

尚且つ、上映開始直後に自粛に入ってしまったこともあり、上映再開後、楽しみに見に行ったo(*゚∀゚*)o

韓国映画で突然オダギリジョーが登場してきたときには、正直驚いたものの、あぁこれで外れはないだろうと安堵までしたのだ。

・・・が、直後から次々と疑問が浮かぶ。

まず、日本語と韓国語でお互いフツーに話してるチャンポン会話。
日本人カップルは、日本語で韓国人に話し・・・
韓国人たちは、タカたちに韓国語で話す。

しかも、めっちゃ長い( ゚Å゚;)
これ、理解できるなら、フツーにお互いの言葉で話せるだろ( ̄▽ ̄;)

・・・って、驚くべきところはそこではない。
とゆーより、そんなことで驚くのはまだ早い。

次々とイヴを襲う韓国人たち・・・
自分だけ厚待遇を受ける政治家の父に辟易し、正義感に燃えていた(筈の)その息子までも、父が犯し、気を失ったままのイヴに手を掛ける(「気を失っていた私を犯した人が、もう一人いたわ」と後にイヴが話しているが・・・気を失っているのに、何故そこまで断言できるのか?)

一方、タカは政治家の周りをウロウロして、権力を狙うヤクザ(リュ・スンボム)に殺されてしまう。

・・・のだが・・・

翌朝、目を覚ました彼らが目にした恐るべき光景は、コチラの目を疑わせた(  Д ) ゚ ゚

大海原を走っていた筈の船は、何と大空に浮かんでいたのだ。

宙を飛ぶ船。
いきなり、ファンタジーかよ(;゚∇゚) チョット

ぽかんと宙に浮かぶ様は、宇宙戦艦ヤマトを彷彿させる。
ギャグか?
ギャグなのか?

更に、イヴはレイプの数日後には妊娠する🤰(普通に考えれば、タカの子の筈だが、「汚れた、悪魔の子」と言っていることから、レイプの時の妊娠であることがわかる)

宙に浮かんだままの船で、食料は底を尽き始め(謎の老人が、食物を育て始めるが、コチラの成長はそれほど早くない)食料を争い、人々はお互いの肉をも食らい始める。

そして、最後の一人となったイヴは、驚くべきスピードで膨らんだ腹から子を産み落とす👶(鶏が初めて卵を生んだ日と、彼女の出産が同じことから、その成長度合いが異様なことがわかる)

胎児期から成長の早かった赤ん坊は、生まれた後も驚くべき早さで成長し・・・

母を襲う!Σ( ̄□ ̄;)

再び、空に浮かぶ船🚢

成長した鳥や、野菜、果物は、野山を作り・・・
もはや、戦艦ヤマトどころではなく、ハウルかナウシカのようだ。

キム・ギドクって、人間の汚い部分を描くのが得意な監督かと思っていたのですが・・・(うまいかどぉかは別として、本作でも人間の汚い部分を描いてはいるけど)
トリッキーすぎだろΣヽ(゚∀゚;) 
ついていけねーよっ。

韓国映画でも、稀に見る劣悪さ。
韓国映画のトラウマになりそぉなひどさ⤵️

今回評価は、★★★★★の0.2
2020.6.7鑑賞