こんばんは、ねこあしです(* ̄∇ ̄)ノ

本日ご紹介させていただくのは、フランスのルーブル美術館、アメリカのメトロポリタン美術館とともに世界3大美術館のひとつに数えられるロシア・エルミタージュ美術館の裏側を初めて収め、秘蔵コレクションの数々を公開するドキュメンタリー「エルミタージュ美術館  美を守る宮殿」


3大美術館の中で最古となる1764年に創立されたエルミタージュ美術館・・・🏰
絵画や彫像、宝飾品、陶磁器、武具など300万点もの所蔵品に2000の部屋を有し、年間約366万人以上の入場者が訪れる。

本作ではレオナルド・ダ・ビンチの貴重な絵画やミケランジェロの彫刻、ラファエロの絵画など、世界最高峰の至宝の数々を高画質の映像で紹介映画

さらにミハイル・ピオトロフスキー館長や、各専門の学芸員、著名彫刻家のアントニー・ゴームリーや世界的建築家のレム・コールハースらも登場し、各コレクションの背景にある歴史と人々の物語が明かされていく・・・

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他の美術館と比較すると、武器庫の規模の大きさが際立つエルミタージュではあるが・・・

元々宮殿だったこの建物は、とても美しく、ただそこに建っているだけでも圧倒的な美と存在感を示してくれる(*´-`)💓

スウェーデンやトルコとの戦争を直前に控えても、莫大な資金を誇示するために、エカテリーナ2世はあちこちから美術品を買い漁った💰
そうすることで、世界に力を示したのだが、そのおかげで質、量ともに素晴らしい美術品がここまで集結したのだろう💎✨

革命や、世界大戦で収集品はおろか、建物も危機に陥っている💣(特に冬宮は過去全焼さえし、後に再建された)

そうした危機的状況下で多くの働きをしたのが、職員たちであるo(`^´*)
ボリシェビキ率いる十月革命ではニコライ2世の家族らは処刑され、皇帝らの肖像画は破かれたが、宮殿を美術館として一般公開することで存続を許された(これを彼らは「その意味で、フランス革命より芸術を守ることができた革命なのです」と、誇らしげに言う)

しかし、その後職員たちは次々捕らえられ、強制収用所に送られ、処刑された者もいた。
美術品にも手が及び、ウラル山脈へ輸送するなど、必死の思いで所蔵品を守ったのだ。

そうした努力があって、今の美しいエルミタージュがあるのだ。

一度は行ってみたい、昔からの憧れの場所。

今回評価は、☆☆☆★★の3.3  
2017.5.9観賞

おまけ~☆
またもや、スタバのカプチーノコーヒー



どぉしても、好きらしいσ(*´∀`*)