ブログネタ:天然って言われたことある? 参加中私はある派
こんにちは、ねこあしです(・∀・)ノ
天然って言われたこと?
ありますよσ(・_・) ← むしろ、しょっちゅう。
でもさ。
天然って…
当たり前じゃん( ̄^ ̄)v
みんな、人工なの?
さて☆
そんな本日ご紹介させて頂くのは、ユダヤ人強制居住区から逃れた幼い少年がたどる壮絶な運命を、自身もユダヤ人強制収容所や隠れ家での生活体験を持つウーリー・オルレブの実話をもとに描かれた「走れ、走って逃げろ」を映画化した感動作「ふたつの名前を持つ少年」

ポーランドのユダヤ人強制居住区から脱走した8歳の少年スルリックは、森で行き倒れていたところをヤンチック夫人に救われる。
スルリックの愛らしさや賢さに気づいた夫人は、彼が1人でも生きていけるよう「ポーランド人孤児ユレク」という架空の身の上を教え込むd(^-^)
しかし、ナチスの魔手は彼のようやく得た平穏にも迫り…
逃げ出したユレクは、寝床と食べ物を求めて農村の家を渡り歩き、父との約束を胸に過酷な日々を生き抜いていくo(`^´*)
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こんな小さな子が追っ手から逃げながら、一人で3年も…(ノ_・,)
農家を手伝いながら逃げ続けている最中、事故で怪我したときでさえユダヤ人だからとオペ拒否され(医者だぞ、おい)、腕をなくし…
それでも、農家を転々としながら、見つかりそうになると次の家を求めて逃げ続け、
必死に生きた。
彼を匿ったヤンチック夫人は、パルチザンだと罵られ、家を焼かれた…。
自分の身を危険にさらしても、ユレクに助けを差しのべる人たちの姿に救われる。
別れる前、自らの命と引き換えに自分を逃がしてくれた父親の言葉…
「父さんや母さんのことは忘れてもいい。だが、ユダヤ人だということは忘れるな」
静かに頷く。
「俺はこっちに走る。兵士が追いかけてきたら、お前は逆側に走れ、決して後ろを振り返るな」
後ろで聞こえる銃声…
でも、スルリックは父の言いつけ通りに決して後ろを振り返らずに、必死に走り続けるC=C=\(;・_・)/
そぉして、彼はスルリックからユレクになった。
ユダヤ人でないと、言い続けた。
ユダヤ人だから、腕も失ったのだ。
ユダヤ人であると人前で言うことは、死を意味するのだ。
そして、終戦の日がやって来る。
だけど…
戦争が終わったからといって、すぐに切り替えられるものではない。
ユレクを迎えにやって来たユダヤ孤児施設の職員だと言われても…
早々信じられるはずはない。
しかし…
父親の最後の言葉が、思い出される。
「我々には君らが必要だ、イスラエルの子。右は農場、左は孤児院。どちらの道を選ぶ?」
そうして、彼は決断する。
彼らの痛みは、今もなお、パレスチナ紛争として、世界的規模での問題として、我々の前に横たわっている。
単一民族である日本人にはピンときづらいが…
アイデンティティ問題って、逆を言えば日本人以外の民族においては、結構身近で根深い。
今回評価は、☆☆☆☆★の3.5
2015.9.9鑑賞
