こんばんは、ねこあしです![]()
昨日は、学生時代の友人たちとの久しぶりの飲み会でした![]()
地方に散っている人も多いので、参加者は10名強ほどでしたが・・・
でも、年齢も専門領域も異なる(大学院の仲間なので、職種は唯一一人を除けばみんな同じですが
)友人たちと集まっても、一瞬にしてみんな学生時代の顔に戻るのが不思議・・・
ちなみに今夜は、別の友人と食事に行ってきました
そのときの様子は、また後日・・・と、ゆーことで。
今夜は、会期終了が迫ってきてしまった「鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人」をご紹介
初夏ごろだったかな?
上野で初めて彼女の作品を観る機会があって、釘付けになりました
(覚えていますか?6本足の狼の彼女です)
で、一夏かけて、オペラシティで彼女の展覧会があることを知り、ぜひともいこうと硬く心に決めてはいたのですが・・・結局ギリギリの先週末に滑り込み~
(9/27まで開催)
タイトルにもあるように、「地中へ」と書かれた暖簾(?)をくぐるところから、私たちの「旅」が始まります
そう、この展示会は、実際に私たちが地中を旅する旅人となって、感覚を「体験」することができるのです
ちなみに、「外核」→「内核」へといったように、どんどん地球内部に入り込んでゆく作りになっています
それでは、まずは彼女の独特の世界観を感じるために、不肖ねこあしがナビゲートしてみましょう
正面を入って、いきなりどーんと存在する屏風・・・
顔の描かれた富士山とおぼしき山のシュールな世界にいきなり酔いつぶれる・・・いや、潰れるにはまだ早い
気を取り直して、再度奥へと歩を進めます
こちらは、彼女が得意とするモチーフの狼たちが描かれた屏風・・・ただの狼だと思うなかれ
よくよく見ると、後脚だけ人間のものになっているのがこれまたシュール・・・リアルすぎる太ももにドギマギするねこあし
腰をかがめ、次ブースの案内が書かれた暖簾(?)をくぐり、進んでゆくのが、尚一層ドキドキ感を倍増させます
中ほどのゾーンまで進んだ頃でしょうか![]()
突然登場する、彼女お得意のミラー×ライトのコラボレーションで部屋一杯に煌く、幻想的な世界が広がります
全面にミラーの貼り付けられた巨大なアタマが中央でくるくると回るのを、ライトアップしているため、まさに非日常的且つ宇宙空間を想像させるような世界が広がっています
ひとしきり、見惚れた後に、歩き出そうとしたねこあし
その瞬間に、ぐらりと地面が揺れた
いや、正確に言うと、ライトとミラーの角度の調整により、単に目の錯覚が起き、部屋が揺れたように「感じた」だけなのだけれど、あの瞬間はまさに部屋に揺らぎを「生んでいた」のだと思う

だって・・・立っていられなくて、そばの手すりに捕まって眩暈が治まるのを待ったほどだったんだもの
ようやく動き出せるようになって。
まだ続くめまいに苦しみながら、次のゾーンへ移動すると・・・
目の前にいるのは、素麺のお化けとでもいうような、何だかわからない代物・・・![]()
長細く、白いひも状の物体がなにやら天井からぶら下がっている・・・
動き出しでもするのだろうかとドキドキしながら暫し待ってみるものの、ここではそれ以上の変化は見られないようで、くるりと進行方向に向かった瞬間・・・
ぎゃーーーーーっヽ((◎д◎ ))ゝ
思わず絶叫しそうになりましたよ
天井からここぞとばかりに吊るされまくった10数頭の狼の毛皮が、さながら猟師がしとめて皮を剥いだかのような状態の毛皮になって、ぷらんぷらんと揺れているのです
気付かなかったのかって![]()
はい、元々視力が弱いために非常に視界の狭いねこあし・・・目の前にあるもの以外は、全くといっていいほど認識できません
(但し、これは視界の狭い私だけで、後続の方々は、さほど驚いて様子も見せていなかったので、もしかしたら本来視野の片隅には充分入る存在なのかもしれません)
どおりで、展示会受付の窓口に、「動物アレルギーの方はお申し付け下さい」と書いてあったわけだよ・・・今、ここに来て初めて解かれる謎
ちなみに、この狼のぶら下がっている間を通り抜けながら進みます
せっかくだから、コッソリ狼触っちゃった
上等の、フォックスみたいにふさふさ~
あ、肉球もついてましたよ
沢山の狼に囲まれつつ、ウットリするねこあし・・・
(ほぼ変態)
しつこいよーですが、9/27まで、東京初台にて開催しています![]()
(参考までに鹿児島の方に朗報です
10/9~12/6まで霧島アートの森にて、彼女の展覧会が開催予定です)
前代未聞の新スケールのシュールな世界を楽しみたかったら、会期終了前に是非、オペラシティまで足を運んでみてください
参照URL:




