子を持つ親にとってとても恐いもの、それは自分が生きている内に子供が死ぬこと。
現在私には5カ月になる息子が居ります。
Sidsが恐くて恐くて、自分の子がうつ伏せ寝になっているのを目撃する度、心臓が口から飛び出そうです。
そんな昨今、興味深い記事を見つけました。コピペお赦し下さい。
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乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐため、 と言っても、保育現場での「子どものうつ ぶせ寝」がなくならないそうです。SIDSを 防ぐために、うつぶせ寝のほか、タバコの ある環境が有害である理由を実は知らない という声と関係があるのかもしれません。
今一度、SIDSについて振り返りましょう。
保育施設で睡眠中死亡、6割うつぶせ… 読売調査
国の保育指針では、SIDS予防のために うつぶせ寝を避け、十分配慮するよう指 導している。読売新聞が情報公開請求で 入手した個別事例の報告書を見ると、保 育者が子供をうつぶせにして寝かしつけ たり、睡眠中の見守りが不十分だったり したケースがあった。
一方、事故当時の保育士の勤務状況など について、第三者を交えた委員会を設け て検証したケースは4件だった。委員会 を設置しなかった理由として「死因が特 定されていない」「検証委員会設置の規 定がない」などが挙げられた。
<目次>
1 乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
1.1乳幼児突然死症候群で亡くなる工程は 判明
2赤ちゃんの睡眠リズムの理解
2.1夜泣きは乳幼児突然死症候群を無く す?
3SIDS予防の本質は無呼吸にさせないこと
3.1SIDS予防でうつぶせ寝にさせない理由
3.2子どもと保育を守るためにうつぶせ寝 はやらない
乳幼児突然死症候群(SIDS)とは
「乳幼児突然死症候群(Sudden Infant Death Syndrome)とは、「元気に育ってい た赤ちゃんが、事故や窒息ではなく、眠っ ている間に突然死亡する病気」(厚労省 「乳幼児突然死症候群(SIDS)につい て」)です。SIDSは病気だという認識が大 切ですが、窒息事故との混同も少なくあり ません。
『顔を横に向かせていれば窒息事故は起き ないし、子どもがよく寝てくれる』といっ た保育者の思い込みが、うつぶせ寝に対す る問題解決を妨げる原因のひとつです。病 気のSIDSと、うつぶせ寝(お腹が床に着い て寝ている姿勢)との関係についてひも解 いていきます。」
SIDSで亡くなる工程は判明
SIDSは未だに解明されていない病気です が、SIDSによって乳児が亡くなる工程は、 ほぼ判明しています。SIDSは睡眠中に起き ています。そしてSIDSの予防に限らずお昼 寝を見守る保育士にとって、この「亡くな る工程」の理解は欠かせません。
保育所の午睡で窒息の事故が毎年起こって います。注意して見守っていながら、起こ しにいくと、息をしていなかった事態ばか りです。SIDSの理解は午睡の不慮の事故を 減少させる根拠のある見守り方法に通じて いきます。
赤ちゃんの睡眠リズムの理解
SIDSは睡眠中に起きます。赤ちゃんから高 齢者まで、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り 返しながら眠っています。レム睡眠は眠り が浅く、夢を見ながら記憶を整理しいてい ます。対してノンレム睡眠は眠りが深く、 心身に休息を与える時間帯をいいます。
しかし赤ちゃんから高齢者まで、健康な人 であっても、誰もがこの眠りが深い時間帯 に無呼吸に陥ることがあります。無呼吸に よってカラダが危険な状態になることを回 避するため、脳から指令が出て、無呼吸以 前より活発な状態で呼吸が再開されていき ます。
夜泣きはSIDSを無くす?
もともと、か弱い呼吸を繰り返す赤ちゃん にとって、突如、強制的に活発化する呼吸 は、睡眠によって脳やカラダを休めている 赤ちゃんの心身に対して少なくない負担を かけることは容易に想像がつきます。
赤ちゃんの寝かしつけをしていて、ようや く深く寝付いたなぁと思った矢先に、叩き 起こされたかのように始まる激しい夜泣き の原因のひとつには、未成熟な赤ちゃんな らではの睡眠サイクルの中の自己防衛が関 係しています。
しかし、この自己防衛機能を妨げるのが SIDSなのです。
SIDS予防の本質は無呼吸にさせない こと
呼吸を再開させるための脳の指示が止めら れて、無呼吸のまま死に至るというのが SIDSだと考えられています。脳に何らかの 原因があっただろうと推測されながら、そ の何かが未だに分かってはいません。
しかし、SIDSが無呼吸になった状態から引 き起こされるのであるならば、反対を言え ば、SIDSの原因となる何かをもって生まれ た赤ちゃんも、仮に睡眠で無呼吸にならな ければ、SIDSでは亡くならないことが分 かったことになります。
SIDS予防でうつぶせ寝にさせない理由
うつぶせ寝や、タバコの煙に覆われた環 境、そして柔らかい布団の上や厚着をして 寝かせることは、その全てが、無呼吸状態 に近いぐらいカラダの中の二酸化濃度を高 める(上手く酸素を取り込めていない状態 をつくる)原因になるものばかりだと考え られています。
特に最近では、「うつ熱」によって呼吸中 枢の働きが鈍って、睡眠サイクルに関係の ない不自然な無呼吸が起こることも判明し てきています(※)。あおむけ寝や固めの 布団に寝かせるなど、無呼吸になりにくい 保育環境をつくることを意識した行動か大切です。
「SIDS予防7ヶ条」久保田産婦人科麻酔科医 院 久保田史郎
子どもと保育を守るためにうつぶせ 寝はやらない
SIDSも、午睡中の窒息も、子どもは息がで きずに脳へ酸素を届けられない事態です。 子どもの脳に酸素が届かない事態に陥る と、脳に深いダメージを与えます。亡くな らなくても一生、子どもと家族は苦しみま す。
深い愛情から子どものことを思ってうつぶ せ寝にしたのだとしても、SIDSや窒息が起 きたら保育への信頼の全てを失います。子 どもと保育を守るのは、保育者自身だけで あることを忘れないでください。
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