お盆中のお暇なお時間の

暇つぶしに読んでみてください








8月14日(金)


午後3時近く


支配人が携帯で誰かと話をしています


最寄の駅の改札口から

モラハーランド までの

来かたを説明しています


ちょっと変わった駅なので

初めての方は

大体迷われます



自分の説明の仕方が

完璧だと思っている支配人は

すぐに理解できなかった相手の人を

電話を切ると同時に


「どんくせーな

大丈夫なのかよこいつ」


とモラりました






程なくしてご来社されたのは

どうやら

行政書士さんか司法書士さん


挨拶もそこそこに
席に着くなり

新規事業の立ち上げ時の

話しが始まりました






副支配人が発起人


まず出た話は 

立ち上げに必要な書類や条件

ではなく




『金』



「どうすれば

どのくらい借りられるんですか?」


「申請する事業の内容にもよりますし・・・

ただ上限はあります

事業計画がしっかりしていて

現実としての見込みがあれるのならば 

1千万(限度額)貸してもらえるけれど

予想(絵に書いたもち)であれば

1千万を借りる事はまずむりです」


「事業計画としての資金はいくらを

お考えで?」


「全てを 揃えようとすれば

3千万くらい必要になりますから

それくらいですかね」




お客様 一瞬絶句





「新規事業の内容は?」


「清掃業と飲食業」



またまた
黙ってしまいました・・・・


「え~っと・・・

そうなりますと それぞれの事業に

どれだけの何でこれだけかかるから

それぞれに いくら貸してほしいと

表記しないといけませんね


でないと事業の目的も

借入の目的も ぼやけてしまいます」



そりゃそうだ


「ところで

今現在 既に行っている業務を

新規でまた会社を興す目的は?」

と聞かれて支配人が

利益がどうとか 今の運営だとあーだとか

見当違いな言い訳答えをうだうだ言っていたら

会話が止まり・・・



「会社を立ち上げるのは

メリット デメリットじゃないんです


結局ね?会社を立ち上げて

従業員を雇うとなれば給料が

先払いになるんですよ

売上の入金は2ヶ月先になりますからね?


だから そういう資金も必要なので

借入するための申請に必要な物が

何なのかを教えてもらえればいいんです」


副支配人がこれまた・・・

見当違いなモラ発言


メリット デメリットじゃない?

会社を立ち上げるのに

メリットは目的じゃない?


NPOですか?ボランティアですか?


(あ 税金対策? 破産対策?

そりゃ いえないよね~)








自分達が新規事業への

ちゃんとした目的がなく

借入金目的で思いつきだもんで

専門家の人からの問いかけに

まともな返答がされませんでした






つづく