群馬の稲荷神社㉔

 

 

稲荷神社(産泰神社内)&五社稲荷神社

 

 今回は、前橋市の産泰神社内にある稲荷神社と五社稲荷神社を紹介させて頂きます。

 

 まずは産泰神社内の稲荷神社から行きましょう。

 

 

 いや~、いきなり立派な力強い鳥居と門が現れました。気圧されるくらいの凄いパワーでした。久々に叫びましたね。「うおー!すげー!」

 

 

 

 拝殿も凄かったです。彫られている彫刻も一つ一つが凄い立派でした。七五三で参られている方が多く、とても良いにぎやかさでした。

 

 

 多産ということで戌の授与品が多かったです。

 

 

 境内にもたくさんの末社がありました。すぐ上は我らがお稲荷様です。

 

 

 安産体内くぐりというものですが、私もやってみましたww 効果はあるのでしょうか・・・

 

 

 やっぱりここですよ、ここ。何て言うのかな、門の向こう側からとても良い気が流れているんですよね。とにかく正面で見た瞬間に「!?」ってなると思いますよw

 

 ここは、安産を願って参拝する方が多く、境内が凄く明るいんですよね。家族で和気藹々とおしゃべりしていたり、小さなお子さんと祖父・祖母が手をつないで参拝していたりと、ほのぼのとしているんですよね。中年の独身男性は私だけでしたww ちょっと肩身が狭かったw

 

 この門は是非、皆様に見て頂きたいです。本当に素晴らしいです。

 

 

 御朱印もきれいですよね。下の切り絵も素晴らしい。コノハナサクヤヒメノミコトだそうです。きれい。

 

 次は五社稲荷神社です。

 

 

 はい、出ました。古墳に稲荷神社のパターンです。ちょうど産泰神社の東に位置しており、歩いて10分くらいの場所にあります。

 

 

 で、こちらはつつじの名所らしく、つつじの季節になると賑わうそうです。

 

 

 良いですよね。産泰神社とは全く異なったこの感じ。

 

 

 賽銭箱もなく、ひっそりとしていましたが、思ってたよりも荒んでいなく、きちんと清掃もされている感じでした。神域の維持に努めているのは、地元の方々でしょうか。

 

 

 とても良かったのが、この狛狐でした。きちんとお稲荷様を守ってる感じで、一所懸命という感じでした。上の狛狐は日の当たり具合のせいか前掛けがまだ色鮮やかですが、下の狛狐のものは直射日光のせいでオレンジになっていました。

 

 この狛狐を見て「健気だなぁ」と思うと同時に「立派だなぁ」とも感じました。与えられた仕事に文句を言うでもなく、黙々とこなす。つつじの時期になれば人々は来るけれど、それ以外は静まり返ってるこの空間で何を思われるのか。「雨にも負けず、風にも負けず」とは、まさにこのことだと思いました。神使に立派も健気も失礼かと思いますが、産泰神社との対比もあってか、やや感傷的になってしまいました。五社稲荷神社を皆様に紹介できて良かったと思います。