現在、スペインで行われているブエルタ・ア・エスパーニャ。
ボクも毎晩観戦しています。
そのブエルタの開催中の日曜日、衝撃のニュースが。
キャノンデール・ドラパックチームが新スポンサーの獲得に失敗。
チーム解散の可能性があるので、クラウドファンディングで寄付を募っている!
実際に日曜日のステージではずっと前を牽いて、懸命にアピール。
既にチームのメンバーには通知済で、イタリア人の選手は既に他チームへの交渉を開始したとか。
この件について、ぜひ最後まで読んでみてください!
公式ツイッターでもこの件についてTweetしています。
先日のツール・ド・フランスでもウランが総合2位を獲得、リッチー・ポートの大落車に巻き込まれてリアディレイラーを破損し、リアの変速が出来ない状態でのステージ優勝など、非常に活躍しました。
実はチームの資金規模は現在のワールドツアーチームで最小レベル。フルームの年間契約金500万ユーロ(約6.5億円)で選手全員が雇えるレベルだとか。
慢性的な資金難に苦しみながらも、不調の選手を復活させる「選手再生工場」などとも言われています。
元々はチームスリップストリームとして、自転車ロードレースでのドーピング問題に対して、非常に毅然とした対応を取るチームとしても知られています。
ガーミン・シャープ時代のジャージは覚えている人も多いかと。
実はサイクルロードレースは非常にスポンサーが付きにくいスポーツで、毎年のようにチームの解散や新規チームの参入があります。
昨年もティンコフやランプレ(現UAEエミレーツ)の解散がありました。
ツール・ド・フランスは世界約190カ国で放送され、総視聴者数は35億人、総観客数は1500万人と、全スポーツイベンの中で最多なのですが、それがイコール広告宣伝効果につながりにくいんです。
F-1やMOTO GPだと車両メーカーの規模が大きいし、部品や用品メーカーも含めた産業としての規模がそんなに多くないんです( ;∀;)
キャノンデール・ドラパックチームの現状としては、クラウドファンディングで寄付を募りながらも、新スポンサーを探している状態。
選手・スタッフには次のチームを探してもOKとの通知が出ています。
元アメリカ政府の高官が動いているとの噂もあり、上手く行く事を願っています。
クラウドファンディングについては、現在は登録のみ。
万一の事があったらお願いするから、先に登録だけしてね!って感じですね。すぐにお金を払う訳ではありません。
おそらくですが、この反響を新スポンサー候補に対して、「我がチームはコレ程の支持を受けている。だから広告宣伝効果は高いよ!」とアピールする為のネタに使うのではないかと思います。
つまり実際に寄付しなくても、登録する事がチームの支援にもつながる訳です!
もちろん、ボクも登録済みです!!
できれば皆さんも登録してあげてください。
もちろん、寄付する意思があればベストですが(;´∀`)
寄附金額は$25~と当初よりも低くなりましたし、登録だけでもぜひ!
1、上記サイトの画面下部にある「REGISTER YOUR INTEREST」をクリック
2、名前・メールアドレス・金額(最低$25~) ・メッセージを入力
これだけです。もし実施されるなら、後日に入金方法の案内(カードなど)が来るはずです。
先程も書きましたが、現段階ではあくまでも登録だけ。
実際に寄付するかは後日にならないとわからないし、その段階で検討できます。
登録するだけでもチームの支援になるかと思います!
正直な所、このクラウドファンディングが実施されない事を願っていますし、もし実施されて来年はOKだとしても、あくまでも延命されただけであり根本的な解決には全くなっていません。
それでもこのチームには手を差し伸べる価値があると思っています。
この件について、わかりやすくまとめてくださってるサイトがありますので、ご紹介します。
チームの未来を懸けたキャノンデール・ドラパックのクラウドファンディングとは?
http://cycleroadrace.net/column/cannondale-crowdfunding