時間はたくさんあったのに、
ほとんど本を読まない一年でした
ルビンの壺はネタバレ注意です
2017.3.9
宮下名都
状況が全く違うのですが、読んでいる時の自分に重なる事もあって…
なのでなかなか読み進めることができないものでした
私にも豆のスープのような、こういう何かが見つかれば良いなと思います。
2017.7.15
宿野かほる
出版社がキャッチコピーを募集
という名目で無料公開されていたものを読みました
なので「最後の一文」が加筆されたものなら知りません
コレが台無しにした、という意見は読みました
ちょっと検索…
たぶんコレが最後の一文…ナルホド
あれですね。今までの言葉遣いと違いますし、確かにちょっと残念感…
「30年ぶりの“再会” 秘められた想いに貴方は気付くだろうか」
すでに亡くなっている方に向けて書かれた手紙なのかと思いきや…
約30年前の恋人と現在のやり取り形式で書かれた物語
二人の会話を読ませている体で書いているが、読者に説明しているので、そこがちょっと…
手紙だと普通ここまで書かないだろうと…
そこは手紙の中でも触れられているけど…
ラスト1ページ
みほこさんの強気発言に驚きつつ、読み進めていくうちにゾッとした
すぐに冒頭から読み直したくなった
読みながら少しずつ感じていた違和感が、何故だったのか分かってびっくり
読み直してみても怖い
貴女だと特定するまでのいきさつも、そして「亡くなった」と書いてしまうことも…狂気しか感じない
細部にいろいろ盛り込まれていて、ちょいちょい引っかかりを覚えた
警察は苦手とか、過去に何かあったのだろうとは思ったけど…
そして最後、少し合点がいったことがある。
住所と名前を聞いていたこと。
特にフルネームの聞き方のおかしかった事!!
3年前に優子を殺し、今度はみほこを狙っている…
そこまで読めるのが恐ろしい。
最後どう締めるのかなと思ったら…
そこで残念に感じた読者も多かったようですね
同じ事柄について2人の視点から話されるので
ルビンの壺を使ったのかも!?
2017.7.22
上遠野浩平