今日は、快晴良い天気です。
警察の事情聴取も今日は、簡単に終え、その後は由香さんとデート。
「由香さん仕事は?」
と聞くと。
「有給休暇を取ったよ
お金貰えて猫さんとデートできるなんて素晴らしいでしょ」
とケラケラと笑いました。
「うわー
公務員なのにー」
「公務員でも、遊ぶ時は遊ばないと……
潜入捜査って違法だから、その間給料でないのよー?
今日くらい、猫さんと遊んでもバチはあたりませーん」
由香さんは、そう言うと俺にあかんべーをしました。
「でも、電車でGOでの収入って結構良かったんじゃないの?」
「う~~ん
私、そんなに優等生じゃないからそんなに稼げてないよ……
それでよく、怒られていたからさ……」
「そうなんだ……」
「その時、よく庇ってくれたのが、はるかさんだった……」
「そっか……
はるかさんは、昔からそうだったんだ……」
「そうだよ
私、大好きだった」
「……ところで、なんの潜入捜査だったの?」
「Haruさんの殺人事件がきっかけかな」
「じゃ、俺と出会った時って、新人さんだったの?」
「そうだよ
入りたてのホヤホヤ」
「そうなんだ……」
「ごめんね
猫さんも容疑者の中に入っていたから、ずっと一緒に居て……」
「気にしなくていいよ」
「でもね
はるかさんって不思議な人だったよね
私が警察だって事も、猫さんを疑っている事もみんなバレてた……」
「え?」
「はるかさんね
私に言ったの
『猫さんは人を殺せるような人じゃないよ』って……」
「そっかぁ……」
「これからも、傍に居ていいかな?」
「え?」
「捜査とか関係なしにさ……
ダメ……かな?」
由香さんは、泣きそうな顔で俺の顔を見つめた。
「うん
これからも、一緒に遊びたいな」
「ありがとう♪
猫さん、大好き♪」
そう言って、由香さんは俺の体に飛びつきました。
※この物語は、フィクションです。
実在する人物・団体とは、一切関係ありません。