頭が、ガンガンする……
風邪でもひいたのでしょうか……??
今日は、ブックオフに行って、屍姫を買おうと思ったら一巻しか置いてありませんでした。
でも、残念なことに一巻だけは持っているんです。
なので、隣の蔦谷に寄り、二巻~八巻まで買いました。
大人買いってやつです。
頭もガンガンしますし、エスカップを飲んで、今日は、家で大人しく読書タイムにしよう……
と思っていたら……
由香さんから電話が……
「猫さん、今、暇?」
「まぁ、暇と言えば暇だけど……」
「暇と言えば暇なのなら、それは暇であり暇でしかないって事ね?」
「そ、そうなるね」
「そうでしかないよ」
由香さんは、電話越しに笑いました。
「今から、遊ばない?」
「いいですけど……」
「じゃ、猫さんの家に迎えに行くね」
「うん、わかった」
待っている間、屍姫を読みました。
一冊を読むのに結構読み応えがある本ですねこれは……
二巻を読み終える前に、由香さんが迎えに来ました。
「猫さん、どこか行きたいところある?」
由香さんは、車を発進させて暫くしてから、そんな事を言い出しました。
「え?特にないけど……
今、どこに向かっているん?」
「とりあえず、宮之阪にあるお城に向かっているんだけど……」
「え?え?」
「あの場所に、お城があるなんて、不自然だと思わない?」
「あそこはラブホ……」
「……っち」
「今、舌打ちしなかった?」
「男は、小さい事を気にしたらあかん!」
「……」
「とりあえず、ラブホに行く?」
「行きません!」
「ぶーぶー
据え膳食わぬは男の恥だよ~~
後悔しても、知らないよー?」
「後悔するかもだけど……
軽い気持ちでやりたくはないかな……」
「ふーん」
「ん?」
「猫さんってやっぱ、はるかさんから聞いた通りの人だ」
「え?」
「何でもない
とりあえず、このまま琵琶湖にでも行こうか♪」
そんな感じで、琵琶湖に向かいました。
屍姫は、今日はお預けです……
※この物語は、フィクションです。
実在する人物・団体とは、一切関係ありません。