今日は、司法書士さんの会社へ面接に行ってきました。
結果は聞かないでください。
10時30分の面接を、何をどう勘違いしてか、10時から面接が始まると思い前グループの方と一緒に筆記試験を受けました。
遅れるよりかは数倍マシですが、予定より早く行く事も非常識に見られる場合があるんですよね……
筆記試験と言っても、志望動機とかそう言うのでした。
そして、面接の内容は、会社の説明と、この条件で良いかどうか……
後は、質問はないかどうかですね。
前の会社を辞めた理由とかは聞かれませんでした。
面接の順番が最後だったのでわかるのですが……
俺への質問が少なかった気がします……
気のせいですよね……
面接で凹んでボコボコになっていると由香さんからメールが……
[枚方市駅集合!]
それ一言だけでした。
時間も、場所も指定なし……
とりあえず、俺は今、天満橋駅に居る事だけをメールで伝え、スーツのまま枚方市駅へ……
駅のホームで、退屈そうに携帯を弄っていました。
「由香さん」
「あ、猫さん遅い……」
「す、すみません」
「ねぇ、前から猫さんに言おうと思っていたことがあるんだ」
「なんでしょう?」
「そろそろ敬語やめない?」
「え?」
「私達、もう仲良しじゃん?
一緒に寝た仲じゃん?」
「うん……」
「だから、今後一切、私には敬語は無し!
よろしくて?」
「わかりました……」
「ん?」
由香さんは、そう言うと俺のネクタイをクイッと上にあげました。
「わかった」
「よろしい♪」
由香さんは、ニッコリと笑うと俺の腕にしがみつきました。
「今日はさ、ケンタッキーに行かない?」
「マクドじゃないん?」
「今日はね、鶏肉が食べたい気分なの」
「そっか……
じゃ、ケンタッキーに行こうか♪」
「うん♪」
そして、俺達は、枚方のケンタッキーに行きました。
辛旨チキンは、皮がぽろぽろ零れて食べにくかったです。
※この物語は、フィクションです。
実在する人物・団体とは、一切関係ありません。