『作ったって、ことは一時帰宅か、
なにかですか??』
俺は、ふと聞いてみた。
『知らないって事は、もしかして彼方さんは
診療課ですか?』
『???』
俺は彼女の話が解らないまま、
彼女の話に耳を向けた。
『私、ホスピタル課なんです・・・
なので、いろんな事がここで出来るんですよ。』
【ホスピタル課】
俺は、この時、この言葉の意味がわからなかった。
ホスピタルの事は知っていた、だけど結びつかなかったのだ。
『じゃ…
今度、シュークリームが食べたいなー』
俺は、何も考えず、ご飯を作ってきてくれる
友人の様な感覚で言った。
彼女は一瞬、驚いたように目を丸めたが、
目を細めて微笑み
『とびっきり美味しいシュークリームを作ってきますね。』
『うん!楽しみにしてるよ』
彼女は少し照れたように笑うと、
『また、明日もここに来てくれますか?』
俺は何のためらいも無く了承した。