ポリープはどこに消えた???【二十七章】 | ニート脱出大作戦β

ニート脱出大作戦β

~ニートから抜け出す108の方法

『作ったって、ことは一時帰宅か、
 なにかですか??』

俺は、ふと聞いてみた。

『知らないって事は、もしかして彼方さんは
 診療課ですか?』

『???』

俺は彼女の話が解らないまま、
彼女の話に耳を向けた。

『私、ホスピタル課なんです・・・
 なので、いろんな事がここで出来るんですよ。』

【ホスピタル課】
俺は、この時、この言葉の意味がわからなかった。
ホスピタルの事は知っていた、だけど結びつかなかったのだ。

『じゃ…
 今度、シュークリームが食べたいなー』

俺は、何も考えず、ご飯を作ってきてくれる
友人の様な感覚で言った。

彼女は一瞬、驚いたように目を丸めたが、
目を細めて微笑み

『とびっきり美味しいシュークリームを作ってきますね。』

『うん!楽しみにしてるよ』

彼女は少し照れたように笑うと、

『また、明日もここに来てくれますか?』

俺は何のためらいも無く了承した。