次の日、彼女は昨日と同じ場所に居た。
千春 『あら?貴方は昨日の・・・』
彼方 『どうも・・・』
俺は、特にすることも無く、
場所も知らないので、彼女が居た噴水の場所に向かった。
千春 『いらっしゃい。
彼方さんは、いつまでの予定ですか・・・?』
彼方 『入院ですか?
とりあえず、病気が治るまでです・・・』
千春 『退院の予定は無しって事でしょうか?』
彼方 『まぁ、そういうことです。』
千春 『じゃ、私と一緒ですね・・・』
そう言った、彼女の顔はどこか悲しげで
ほんの少しだけ寂しげだった。