ポリープはどこに消えた???【二十三章】 | ニート脱出大作戦β

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~ニートから抜け出す108の方法

彼女は小さく笑うと、ゆっくり目を閉じ、
再び沈黙が流れた。

彼方 『・・・』

千春 『・・・』

千春 『今日は、ありがとうございました。
    私は、そろそろ部屋に戻りますね。』

彼方 『あ、はい。』

彼女の声で、我に返ると、
空が赤くなっていた。

千春 『よろしければ、
    また、ここに遊びに来てくださいね・・・』

彼方 『あ、はい。
    どうせ、暇なのでたまに、ブラつきにきます。』

千春はニッコリ笑い、軽く会釈をすると、
病院の中に戻っていった。

おしとやかで綺麗な人だったな…

夕日に消えていく彼女の背中を見つめながら
彼方は心の中で感じていた。