どうしようもなくモヤモヤ/ザワザワした理由② | 自分軸での自分の人生を生きる。

自分軸での自分の人生を生きる。

辛かった過去、毒親の毒を解毒中のアラフォー。
自分も家計も見直し中。

自分軸で自分らしく生きる為の試行錯誤の記録


日々のことやお金や子育てなども☆

続き


私はそそっかしい所がありケアレスミスが多かったので、そのボスからあっという間に目をつけられ、嫌われることになった。


嫌味を沢山言われたりしたし、態度で伝わってきた。


そりゃそうだよね、ボス家族からしたら、たかが一人の事務員のせいで会社を傾けさせられたり評判を悪くさせられたら大変だもの。家族経営の零細企業だからすぐに影響が出てしまうものね。

おまけに正社員だとすぐに首を切れないときた。

そちら側の立場を考えたら気持ちは理解出来る。


でも、私もミスをして申し訳ない気持ちで自己嫌悪になるし、なんでしっかりやれないんだと自分攻めをしてしまっていた。

努力はするけどあまり改善しなくてそんな自分が嫌になったし毎日が辛かった。


そして、そのボスのことが大っ嫌いという気持ちは止められなかった。


20代前半でまだ若かったのもあり、後ろを通る時にバレないように舌を出したりしていた(笑)



もう一人の事務の子は年下で顔も可愛く大人しくて、ボス家族に好かれていた。(私よりは)

その子と比べられて私の方が年上なのに何で出来ないの?みたいに思われているのを感じ、凄く惨めで悔しい気持ちだった。


普段からミスが多いと、私がしてしまったミスでなくても私のせいにされることがあり、腹が立った。


私のせいではないことも、自信を持って否定も出来なくて、それを受け入れてしまうことも多かった。




事務員だけでなく他の工場の社員にも同じようなことをしていたボス一家。

仕事が出来て気に入る人には優しいけど、気にいらない、仕事が出来ないと判断された人には厳しかったし私達の前でも平気で悪口を言っていた。


従業員は家族のように思ってるなんて聞こえの良い言葉をほざいていたけど、言葉と行動が一致していなかった。それともこれがボスの家族感なんだろうか。


『支配と服從』

『気にいらない人の悪口は言ってよし』



従業員には厳しいくせに身内には甘い人だった。


小学生の孫が事務所内で縄跳びしても何も言わない。


こちらが挨拶しても挨拶を返さない孫に何も言わない。最初こそ「挨拶しなさい」と注意していたけれど、その孫が「だってここは俺んちだから別にいいでしょ」と言うと何も言わなくなった。


自分は社長の息子だから偉いし従業員に挨拶なんてする価値ないと思ってるみたい。


そう言われて黙るってことは、実はボスも同じ考えなんだろう。


挨拶ってそういうものだろうか?

そういう価値観でこの子は将来大丈夫だろうか?




職場ではいつも怒りや否定的な感情、反抗心をいつも押し殺し、自責もしたし、ボスを憎んでもいた。


プライベートでもパッとせず職場と家の往復のような毎日で一人暮らしなので話し相手もあまりいなく、鬱憤が溜まっていた。


いつまでもこんな生活イヤだと思っていた。




そのうちオフ会で主人と出会い、同棲のため遠方に引っ越すことになり、この会社は辞めた。


主人は「そういうイビってくる人間性の人といると〇〇(私)までそうなっちゃうから、辞めて離れた方がいいんだよ」と言ってくれた。


辞めて、離れて良かったと思う。




しかし、忘れようとしていたが、私の中にしっかりとこの二人に対する怒りやトラウマは残っていたようだ。


今回のことで、それを自覚することが出来た。


『自分を棚に上げて他人のことを非難する』

『自分や家族や身内には甘いのに他人には厳しい』


こういうのに直面すると許せないし、腹が立ってしまう。


『傲慢で高圧的な態度、高飛車』

こういう人もものすごく嫌だし反抗心が湧く。



もしかしたら私の中にもある部分で(いや、あるでしょうね)、だから余計に腹が立つしそれを投影してしまって余計に怒りや許せない気持ちになってしまったのかもしれない。


投影だと気づくと、怒りやモヤモヤは小さくなっていった。