王の道を雨の中歩いていると、ぱっと開けた広場にぶち当たった。
これが、旧市庁舎にある天文時計。
上が地球を中心に回る太陽と月、その他の天体の動きを示し、年月日と時間を示しながら1年かけて一周するもので「プラネタリウム」と呼ばれている。
下は獣の12宮と農村における四季の作業を描いた暦で、1日に1目盛り動く。こちらは「カレンダリウム」だ。
9:00~21:00の毎正時になると、時計の仕掛けが動き出す。
上の窓が開きプラネタリウムの脇にいる死神が鳴らす鐘の音と共にキリストの12教徒が窓の中にゆっくりと現れては消えてゆく。最後には時計の一番上に現れる鶏が鳴いて終わる。
この天文時計の裏側も見ることが出来る。それもそれでなかなかおもしろかった。
雨宿りにもなったし・・。