旧市庁舎の中に雨宿りも兼ねて入った。
なまった英語の通訳を半ば無理矢理つけられて、中をぐるーりと周るのだが、そのツアーにはあたいの他にイギリス人家族が一緒だった。(4人家族)
彼ら、ネイティブじゃん。
なまってようがなんだろうが英語は英語。母国語じゃん。
ガンガン質問してるわけよ。
でもあたいは、単語をつなげてつなげて更に想像力も併せて形にして、それでもまだ飲み込めないから、親が自分の子供が固い食べ物を食べやすいようにと、にゃんにゃん噛んであげて・・。てな具合の作業をひたーすら繰り返していたわけだ。
まあ、結局はなんとなくしかわからなかった。ということなんだけど。場の雰囲気を壊すのもなんだし、気ィ使いのあたいは、まるでわかったかのような顔をして頷いていた。
こういう時、頭の中のBGMは皆さんもお判りの通り「勉強の歌」by CHISATO MORITAKA
♪~英語だけでもーまじめーにしておーけば いまーごろわたしーはかっこいい国際人!!
はあ・・。
この旧市庁舎の上でひったくりに遭いそうになった。
あたいの荷物を(リュック)触ってくるお兄さんがいて、睨みつけたら気まずい顔をして逃げてった。
観光地の中を後ろにリュックは背負っちゃいかんね。
初心に帰らなければ・・と思った出来事であった。