1月26日に第37回介護福祉士国家試験が行われました。
毎年この時期になると当時の記憶が蘇ってドキドキします。
受験者数の多い資格ということもあり、
毎年試験後界隈では悲喜こもごもの声で溢れ、
大変にぎやかな様相を呈しています。
試験後に多く聞かれる声の一つとして、
「勉強する習慣がついた、勉強をするのが楽しくなった、だからまた何か資格を取りたい!」
というものがあります。
私も試験後に同じ気持ちになったのでよくわかります。
一方で、介護福祉士試験を勉強せず合格ラインに到達したことでマウントを取る人も毎年一定数います。
個人的に思うのですが、結局損をしているのは勉強せずに合格をしてしまった人だと思います。
社会人になってから積極的に勉強をして、新しい知識を吸収し、
試験を受けるなんて機会はそうそう訪れるものではありません。
だからこそ自分から貴重な学びの機会を放棄してしまったことは惜しまれます。
合格は合格ですから、額面上の価値はなんら変わりません。
しかし勉強を通じて得た知識、培った勉強方法のノウハウ、勉強習慣というものは、
勉強をしないで合格してしまった方々が手に入れることができなかった貴重な財産であるはずです。
本題に戻りますと、
介護福祉士試験の勉強熱が冷めないうちに何を狙うのか、ですが、
狙う資格については一定のラインを引いて絞ります。
それは
「国家資格またはそれに準ずる公共性を備えていること」
です。
介護福祉系の民間資格はすべてを把握できないほど巷に溢れています。
ごく一部を除いてそれら多くの資格はお奨めできません。
なぜなら先に掲げた「一定のライン」を満たしているとは言い難いものばかりだからです
介護福祉士試験の熱が冷めやらない時期、
闇雲に福祉系民間資格を取りたがる人がいます。
少し冷静になって欲しいと思います。
資格を取るということはそれなりに時間とお金がかかる活動です。
また毎年の受験者数が100人にも満たず、ひっそり消滅する民間資格もあります。
同じ勉強をするなら、履歴書や名刺に堂々と書ける資格のほうがよくありませんか?
もちろんそれでもなお取りたい、勉強したい、
資格マニア的に数を揃えたい、
のであればそれ以上ではありませんといった次第です。
次回は具体的に狙う資格についてです。