このブログで、初めて
「ユマニチュード」について書いたのは
2016年5月22日 でした
読み返すと・・・
義母のことで色々書いてあります
そこに書いた「反省」は、今も心に
ずーーーっと残っていて、思い出すたびに
自責の念にかられます
そうしたことも含めて、その前日のミニ講話では
「認知症の種類」 と 「ユマニチュード」
について話したのでした
「ユマニチュード」については、機会をみつけて
また改めて書きます・・・なんて言っておきながら
書く機会をとらえられないまま
今に至っています
先ごろ
『7日間のブックカバーチャレンジ』なるものに参加して
その中で、これ を紹介しました
「ユマニチュード」とはどういうものか、私が
拙い説明をするより、是非実際に読んで頂いて
正しく理解して頂くほうが良いと思いますので
詳しくは書きませんが、上記の本は少し敷居が高いと
思われるかたには、こちら がオススメ
(2014年6月 初版です)
この本のおかげで、義父母への対応がずいぶん変わりました
決して理想通りにはいきませんでしたが・・・、それでも
特に義父との時間を、私なりに幸せに思い起こすことができます。
そもそも、私が「ユマニチュード」というものを知ったのは
NHKラジオの番組でした
確か、本田美和子先生が出演されていて
もっと詳しく知りたい! と思って調べると・・・
まだ本も出ていなくて、看護師さんむけの月刊誌に
特集があるというので、バックナンバーを取り寄せました。
(これはのちに、「是非欲しい」とおっしゃるかたに
差し上げてしまったため、手許にありません)
帯に 「技術」 と書かれていますね
そう 介護は「やさしさ」だけではできません
どんなに、相手にやさしくしたいと思っても
気持ちだけでは、介護はできないのです。
高齢者介護だけでなく
広い意味での「ケア」においても、「技術」は必須
この本 も、興味深く読みました
今、「STAY HOME」が呼びかけられて
おうち時間が長くなったために
イライラがつのるとか、家族がウザイ
などという声がちらほら上がって来ましたね
一方では、家族と一緒にいる時間が長くなって
嬉しい、幸せ、という声もあります
イライラしてしまう人は、やさしくない・・・?
そんなことはありません
“やさしさ” だけでは解決できないのです
「STAY HOME」のための技術については
色々なかたが発信されていますので
そちらに譲るとして・・・
今、介護でお悩みの方に、是非
「ユマニチュード」を知って頂きたい
また、お近くにお悩みのかたがいらして
まだ「ユマニチュード」をご存じなかったら
ぜひ、お伝え頂きたい
そんな思いで、長々書きました
キビシイ現状ですが
少しでも穏やかな気持ちで過ごすことが
できますように