本当は 「まど・みちお先生」と
呼ばなくてはならないかた

でも、やはり・・・「まどさん」

どのページを開いても
「“ことば” を大切にしなさい」と
やさしく、きびしく、語りかけてくださいます。

あっちを直し、こっちを直しして、
ようやくなんとかかんとか、納得できるのが
できるわけです。
・・・
とにかく修正、修正、修正で、描きたいように
なかなか描けないのは困ったものです。
逆に、詩も絵もそうですが、「完全無欠」と
いうようなことになっていたら、どうでしょう。
私はそれもちょっと寂しい気がします。
・・・
生きている限り、また修正して書き続ければ
いいのです。 (『百歳日記』から)
まどさん、ありがとうございます。
そして、どうかやすらかに・・・
