
雲の合間に見えた月は
月齢13.5 (


ふと思い出したのは・・・


見るものかは・・・」
(高校時代、古文で勉強しましたね

『徒然草』の一節です

原文の意味としては
『何事も始めと終わりがあって
ピークのときだけが素晴らしいのでは無いヨ。
男女の仲も・・・』というように展開されるのですが
実は私、十三夜くらいの月が結構好きです

花も同じで・・・、カンペキな満開のお花見は
かえって落ち着かない感じ・・・

自分が不足だらけの人間だから、
と思うと、とても納得

花と言えば・・・
先日、某講座で
西行の歌を引用してお話しくださったかたが
いらしゃいました。 例の
「願わくは 花の下にて 春死なむ
その如月の望月のころ」 です

そのかたは「・・・“桜” の下にて・・・」と
おっしゃったのですが、こういう場合
訂正すべきか・・・悩みます

ウッカリの可能性もありますし
たとえ覚え違いをされていたとしても
スピーチそのものの良さに大きな影響が
ある訳でもないし、恐らく
他の皆さまはご存じのことでしょうし・・・
さりげなく言うのも難しい

こういう場合にこそ、講師の技量が
問われるのですよねぇ・・・
