今日はちょっと硬い話を・・・。
「アイドマ」は、元々マーケティングの世界で言われ始めたものですが
同じことが、スピーチ(特に、自己紹介)に言えると痛感し
講座でも、よくそんなお話をしています。
そもそも、サミュエル・ローランド・ホールが言った「AIDMA理論」は、
広告・宣伝に対する消費者の心理プロセスを示したもので
そのプロセス(5段階)の頭文字がとられています。
A=Attention…注意
I=Interest…関心
D=Desire…希求
M=Memory…記憶
A=Action…行動
(ネット上でもあちこちで紹介されていますので
詳しくはそちらへ譲ります m(_ _ )m )
私は、自己紹介はご自身のコマーシャルだと思っています。
聞き手の注意を引き、自分への関心を持ってもらい
さらに聞きたい・知りたいという気持ちを持ってもらい
名前と特徴を記憶してもらう。
さらには、その会合の帰りがけや、次回会ったときに
相手から声をかけてもらことが出来たら、その自己紹介は
大成功! と言えるのではないでしょうか。
もちろん、声がかからなかったからと言って“失敗”というわけでは
ありませんが (*^ー^)ノ
声をかけてもらえるためには、大きく二つ条件があると思います。
まず、名前を覚えてもらうこと。
名前が曖昧だと、声をかけにくいですよね。
(多くの場面でたくさんの自己紹介を耳にしますが、概して
ご自分のお名前をハッキリおっしゃらないかたが多いことを
とても残念に思っています。)
そして、声をかけたい内容があること。
仕事でも、趣味でも、ボランティアでも、興味のあることでも
是非、具体的にお話し頂きたいものです。