短編集(  ̄▽ ̄)
誰だって、殺したい人間の一人くらい
いるだろう
都会の薄闇にいざなわれ、さまざまな
男と女が織りなしてゆく数々の嘘、夢、罪
そして心の迷宮に見え隠れする、ひそやかな
殺意…
突然姿を消した男の行方を探る表題作
つきつぎと宿泊客が死んでしまうホテルの
一室を描いた「自殺ホテル」など
男と女の間にひっそりと横たわる心の
〈逢魔が時〉を描いたミステリー小説集
って事で では早速
阿刀田さん「ナポレオン狂」でハマって
定期的に読みたくなる作家さん
これは平成7年1月に発行された短編集
古い作品でも面白いものは面白い
ねこままの阿刀田作品のイメージ
どこか淫靡(エロチック?)でラスト
ゾクっと、ゾワっとする話しが
多いような