前回記事からの続きです。

YOSHIKI CHANNEL終了未遂事件の後、10月4日にはファンを晒し上げた「何が」発言もありましたね。

 

【VISUAL JAPAN SUMMIT 2016、YOSHIKI 「何が?」】

【X主催VJS、トラブル多過ぎでYOSHIKIに新伝説w】

 

X JAPANの発表を匂わせておきながら肩透かしだった場合(例:2020年7月1日「YOSHIKIチャンネル返金集団訴訟?」)、「『YOSHIKI CHANNEL』(つまりソロ)何だからいいだろう」と擁護する声が上がります。

しかし、YOSHIKIさん自身がX JAPANとソロのけじめを付けていないのですよね。

 

ニコ生の「X JAPAN CHANNEL」はずっと使われておらず、YouTubeの「X Japan Official」も更新停止状態。

YOSHIKIさんのYouTubeチャンネル(Toshlさん関連をNGワード化)が、X JAPANの動画をアップしていますね。

 

また、YOSHIKIカードはX JAPANカードではないのにも拘らず、X JAPANのライブの最速先行予約特典があります。

サンリオとコラボしたYoshikittyは、YOSHIKIさん単体なのにX JAPANのロゴ付き。

 

X JAPANのロゴグッズも他メンバーの収入にはならないと見ていますが(因みに「X JAPAN」は名称もロゴもJMAが商標登録済み)、YOSHIKIさんの場合、X JAPANの収入も普通にソロの活動費にしているのではないでしょうか。

 

X JAPANは、日本・海外スタッフのギャラ、ホログラム、広告宣伝費などで赤字になりやすいので、逆パターンもあるのかもしれませんが。

しかし、そもそもYOSHIKIさんの方針で経費がかかるのですから、自腹を切るのは当たり前ですね。

 

YOSHIKIさんはコーチェラフェスについて、「我々側は例えば2億円の赤字を出したりします。もちろん、それでもメンバー含めスタッフにはギャラを払っています」(「BARKS」2019年1月3日)と言っていましたが、減額されていなかったのか気になります。

 

未だにYOSHIKIさんのソロ活動はX JAPANのためだと信じている人は、どれくらいいるのでしょう。

 

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奇跡の夜2日目(2017年7月12日)では、開演が遅れた理由を譜面スタッフのせいにしようとしたYOSHIKIさんに対し、Toshlさんが「YOSHIKIが一音一音アレンジに拘ったから」とばらしていましたね。

 

スーパープレミアムバースデー初日(2017年10月9日)にも、X JAPANのリハーサルは時間が遅くて、完全に寝ている時間から始まるという話の他に、奇跡の夜2日目の話題がありました。

 

リハーサル中にYOSHIKIさんの雲行きが怪しくなり、テンパってプチンと切れてしまい、楽屋に帰って出てこない。

Toshlさん曰く、スタッフは新しい人たちなので、YOSHIKIの本当の恐ろしさを知らない。

ToshlさんがYOSHIKIさんの楽屋に行って話を聞くと、譜面スタッフが修正についてこれないことにキレたとのこと。

結局、説得は成功し、Toshlさんはスタッフに感謝された。

 

「アレンジを細かくやってたんです」「もうちょっと早くからやればいい話なんです」との言葉もありましたが、その通りですね。

YOSHIKIさんは「僕が手術してこのコンサートやるって瞬間から、地獄のアレンジ日が始まった訳ですよ」(7月23日のYOSHIKI CHANNEL)と口にしていましたが、本当はどうだったのでしょう。

 

時間の余裕がない中で細かく指示されても、スタッフが対応できないのは無理もありません。

ファンのために拘っているんだとYOSHIKIさんを讃える声もあったはずですが、あくまでも自分のためでしょう。

 

自分の都合で無理な注文をして、思い通りにいかないと怒って責任転嫁するのは、過去のToshlさんへの態度にも現れていますね。

 

「Nothing is impossible.」「神は耐えられない試練を人には与えない」と自らを鼓舞するのは結構ですが、他人に精神論・根性論を押し付けるなら、ブラック企業の社長と同レベルです。
 

他のメンバーをアルバイトか契約社員の如く扱っているのに、責任を押し付けて協力を強いるなら、やはりブラック企業的ですね。

なお、「社員は家族」という名目で搾取するのも、ブラック企業の特徴と言われています。

 

スタッフではありませんが、奇跡の夜発表記者会見(20017年6月9日)で、女性司会者の声のトーンが気に入らなかったYOSHIKIさんが、Toshlさんに代わりに喋らせたこともありました。

他にも表に出ていないところでは、山ほど事例があるのでしょう。

表に出てもYOSHIKIさんが擁護され、相手が非難されることが珍しくありません。

 

先述の「サイゾーウーマン」の記事は、「しかし、大なり小なり、アーティストとはワガママなもの。その自己中心ぶりが作品作りに生かされていると考えれば、周囲もある程度の我慢が必要なのかもしれない。」という文章で締め括られていました。

 

ですが、アーティストだから自己中心的なのではなく、アーティストとして祭り上げられているから、自己中心的でもいいと甘やかされているだけですね。

自己中心的でなければアーティストとしてやっていけないというなら、単に人間性や能力が劣っているだけでしょう。

 

YOSHIKIさんも天皇家やエリザベス女王の前で、普段と同じ行動を取るはずはありません。

VJSではセックス・ピストルズの「Anarchy in the U.K.」「God Save the Queen」を演奏していましたが、不都合が生じれば封印するでしょう。

 

そういえばYOSHIKIさんは、エリザベス女王とチャールズ皇太子に会わせてくれた穴口恵子氏(「すみれ組幻想⑬」)とは、連絡は取っていないのでしょうか。

穴口氏は自分のチャリティー活動に協力してくれたら嬉しいと、YOSHIKIさん側に伝えたはずですが……。

【なんと?!YOSHIKIの慈善事業団体のオフィスに到着したら…】

スピリチュアル系だから関わりたくないというなら、最初から断るべきでしたね。

一方で、同時期に発売されたエリザベス女王の肖像付きyoshikittyコインは、現在も販売中のようです。

 

そんなYOSHIKIさんは、「自己愛性パーソナリティ障害」「ミュンヒハウゼン症候群」などと関連付けて語られることも多いです。

勿論私は、それらの推測が当たっていると断定できる立場にはありません。

 

ただ、自己愛が尋常ではないほど強いことは事実でしょうし、こちらのアカウントのTweet群には、当てはまると思わせるものが非常に多いです。

 

 

YOSHIKIさんは去年の1月、医師からメンタル面の治療を受けたと言っていましたね。

その後、当て振りトランペット事件やYouTubeでのToshl排除事件が発生。

紅白での概念Xアピール──他のアーティストたちに「ENDLESS RAIN」を歌わせた演出に批判が集まり、出演していない「TOSHI」がトレンド入りしたことも原因?)

 

自分の苦しみを治すのは大事ですが、人を苦しめてしまいがちな傾向を自覚し、そちらを改善する相談もしたほうがいいのではないでしょうか。

これは揶揄でも皮肉でもなく、周囲の人のことを考えての提言です。

 

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洗脳いじりとほぼ同時期に、Red Swanも動いていました。

 

Toshlさんのバラエティー出演が増えるよりもです。

2019年2月5日アップの「Rolling Stone Japan」インタビュー「HYDEが見据える海外の舞台「あと3年でどこまで行けるか」でも、HYDEさんはRed Swanのオーダーは1年くらい前だったと言っていました)

 

1月25日(NHKの『進撃の巨人』放送発表の翌日)、YOSHIKIさんのインスタグラムにHYDEさんとLAのレコーディングスタジオにいる過去画像がアップされました。

 

 

その直後、公式でも宣伝。

 

「YOSHIKIとHYDEが、YOSHIKIが所有するLAのレコーディングスタジオで仲良くツーショットを撮影した写真がインスタグラムにアップされた。一体何が起こっているのか・・・?!

X JAPANのリーダーそしてソロのクラシックピアニストとしても世界的に活躍しているYOSHIKI と、L’Arc~en~CielそしてVAMPSの2つの顔を持つHYDEとは、共にワールドツアーで世界中をまわり、あのニューヨーク・マディソンスクエアガーデンでの単独公演を成功させている日本を代表するツートップのアーティスト。

その2人が一緒にスタジオにいるということは・・・

2018年この2人の動向から目が離せない。」

 

【YOSHIKIのレコーディングスタジオにHYDE登場!!何かの前触れか?】

「YOSHIKI CHANNEL」ブロマガ(2018月1月25日 23:00)

 

 

【YOSHIKI mobile】

 

2018年 1月 25日

「YOSHIKIさんのインスタグラムにHYDEさんとの写真がアップされています。」

「YOSHIKIのレコーディングスタジオにHYDE登場 一体何が起こるのか!?」

2018年 1月 26日

「YOSHIKIのレコーディングスタジオにHYDE登場、今年何かが?」

「YOSHIKI&HYDEに「お2人でコラボ?」 想像をかきたてる写真公開」他4記事

2018年 2月1日

「YOSHIKI、インスタでhydeの誕生日を祝って反響続々「2人の共演が見たい」」

 

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YOSHIKIさんの洗脳いじりの影響で、Toshlさんに対しては下記のような勘違いした記事が出ましたね。

 

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 かつての洗脳騒動はどこへいったのか。というよりも、昨年にはバラエティー番組でYOSHIKIが「彼は洗脳の専門家」「洗脳星って呼んでいる」など発言。

 

 大みそかの紅白歌合戦に出演した際には、総合司会の内村光良に、「その歌声は宇宙人?」とたずねられ、「いろんな星行ってましたが、帰ってきました」と返答。これに対してYOSHIKIが、「洗脳星?」とボケるという、ミニコントばりのやりとりまであり、洗脳はタブーどころか、すっかり“いじっていいこと”になっているよう。

 

「これを笑っていいことになったのは、テレビ的にすごく大きいと思います。それまでだったら、ToshIさんに出演してもらうとなると、『あの洗脳騒動を告白』みたいな重めの切り口でお願いしたはず。自らが率先して笑いにすることがわかり、すごく使える幅が広がったと思います」

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【ToshI “洗脳星ネタ” とスイーツキャラの確立で覚醒した「バラエティー力」】

「週刊女性PRIME」渋谷恭太郎(2018年3月17日)

 

 

言うまでもないことですが、洗脳をいじっていいこと、笑っていいことにしたのはToshlさんではありませんよね。

自らが率先して笑いにした訳でもありません。

 

この記事を読んで、他のHOH被害者に失礼だとToshlさんを責めた人もいたでしょう。

一方で、「YOSHIKIのお陰でToshlが活動できる幅が広がった。やっぱり洗脳いじりはYOSHIKIの思いやりだし、優しい」という発想に到った人もいたでしょうね。

 

Toshlさんは近年のニコ生で、「めちゃユル」(2015年2月1日 ゼロテレビ)について「ここまでやられるのか。厳しいなと思った」的なことを述懐していたはずですが(批判的なトーンではなく)、バラエティーに出るならそれくらい仕方がないというスタンスだったのでしょう。

 

最初は「ペコジャニ」(TBS系列)もさりげなく洗脳をネタにしており、微妙な感じでした。

しかし、そうした傾向も徐々に薄れ、今では過去の件関係なくバラエティーに出られるようになったのは良かったですね。

 

勿論、YOSHIKIさんのお陰などではありませんが。

名前は出しませんが、今でもHOH時代のToshlさんをネタにしている芸人もいて、(YOSHIKIさんほどではないにしても)残念な人だなと思わされます。

 

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この先は、先月見つけた「Jonesy's Jukebox」(現地時間2018年4月17日、LAのラジオ局 95.5 KLOS FM)での「洗脳ネタ」について書くつもりでしたが、分量の都合で次回に回します。

「YOSHIKIによるToshlへの「洗脳いじり」①」には追加しておきました。

 

YOSHIKIさんは去年12月23日の記者会見で、『We Are X』が2月にアメリカの大きなネットワークで放映されると言っていましたが、これはアメリカのAmazonプライム・ビデオのことでしたね。

 

私は日本のアマプラ会員ですが、国内外問わずマイナーな映画が山ほど見放題です。

アメリカでもそう変わらないでしょうし、一応は英語圏の映画なのですから、「快挙!」(YOSHIKI PR事務局より)と言えるようなことなのかは謎です。

 

2月26日、YOSHIKIさんと公式がTwitterで何度もレビューを呼びかけている様子に、ヤフコメサクラ事件を思い出してしまいました。

もしかしたら、日本のAmazonレビュー「メンバーの掘り下げが浅いせいで、感動ポルノのようになっている作品。」も頭にあったのでしょうか。

 

「Yoshiki Official①」

「Yoshiki Staff」

「We Are X Film」

「X Japan Official」

「Yoshiki Official②」

「Yoshiki Official③」

 

YOSHIKIさんのツイートの後、「Yoshiki Staff」が8時40分、「We Are X Film」が8時42分、「X Japan Official」が8時44分に同じ文章をツイートしています。

(「I am YOSHIKI」なキービジュアル通り、タグ付けされているメンバーもYOSHIKIさんのみ)

どうやら3アカウントとも中の人は同じで、すべてYOSHIKIさんスタッフのようですね。

 

そしてこの日、YOSHIKIさんは『We Are X』の宣伝としてアメリカのラジオ番組「SiriusXM VOLUME」「STATION HEAD」に出演。

英語力のない人間が後日に作業しながら流していただけなので、聞き漏らしもあるかもしれませんが、Toshlさんの話題は殆どなかったようですね。

 

ただ「SiriusXM VOLUME」のほうは、28分20秒頃に英語について語る中で、世界進出にあたって「Toshlも英語で歌わなければならなかった」という発言があったのは聞き取れました。

(その直後のDJとのやり取りは聞き取れず)

 

自分のパワハラ・モラハラについては一切語らないけれど、「英語の苦労」については強調するということでしょうか。

 

 

 

※「ダウンタウンなう 本音でハシゴ酒」(2018年1月12日 フジテレビ系列)より引用。

 

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そういえばX JAPAN(?)が参加しているEXTAV、31日の正午からリリースされましたね。

今までは何故か積極的に触れていなかったYOSHIKIさんも、お気に入りのようです。

 

 

自慢話との感想も目にしましたが、ストーリーパートのYOSHIKIさんインタビューが気になるところですね。

相変わらず「X JAPANが世界進出できなかったのはToshlの発音のせい」「解散したのはToshlが洗脳されたせい」「YOSHIKIが再結成を決めたのはToshlを救うため」といった設定を喧伝しているのでしょうか。

 

7話のタイトルが「過酷なレコーディング ~世界に向かって~」らしく、こちらも含めて内容が気になります。

生憎私のスマホはEXTAVに対応していないので、可能な方はMeYouさんや私へのメッセージなどでお教え頂ければ幸いです。

 

因みにX JAPANのライブ映像の権利を持っているのはYOSHIKIさんの会社なので、メンバーの許可を得なくても使用できるようですね。

(ToshlさんのHOH時代に出たビデオやDVDも、そのパターンかと)

 

だから素材のように扱ってもいいという意味ではありません。

YOSHIKIさん以外のメンバーの権利は限られており、映像に出ているからといって、今後ToshlさんやHIDEさんが参加する可能性は低いということです。

 

(1) 著作隣接権(許諾権) (1)録音権・録画権 「三枝国際特許事務所

 

「実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利を専有することができます(著91条1項)。

例えば、実演をCDやMD、DVD等に録音、録画する場合には実演家の許諾が必要になります。

もっとも、実演家が映画の著作物に録音・録画することをいったん許諾した場合には、その映画の著作物の複製(映画のビデオ化等)については、実演家の録音・録画権は及ばなくなります(著91条2項、ワンチャンス主義)。この規定により、映画の著作物の二次利用の容易化が図られます。」

 

この場合、報酬については最初の契約内容次第でしょうけれど。

竹田氏の不祥事の責任を取らされたToshlさんが、どれだけ自分の権利を守れる状態だったのか、その後契約の見直しはなかったのか、詳しいことは分かりません。