私は「すみれ組幻想①」で、「YOSHIKIさんがS.K.I.N.よりもX JAPANを選んだのは、熱心な固定ファンがいる、自分がリーダーとして振る舞いやすい (2016年5月23日のYOSHIKI CHANNELでの対談でも語られていたように、GACKTさんはYOSHIKIさんの遅刻癖やリハーサルをしないことに怒っていました)などの他に、真下氏の存在が大きかったのでしょう」と書きました。

 

YOSHIKIさんはToshlさんを救いたかったからX JAPANを選んだのだという、すみれ組幻想・YOSHIKIさん賛美的な主張への反論です。

 

そして、9月10日のbayfmラジオ「MOZAIKU NIGHT FRIDAY EDITION」にゲスト出演していたMIYAVIさんは、S.K.I.N.についてこう語っていましたね。

 

「SUGIZOさんがギターで、あとYOSHIKIさんがドラムで、でGACKTさんがボーカルで、で僕がまあ、ギターをやってるんですけど。S.K.I.N.っていう名前で、あのー、1回ライブして解散しました」

 

「空中分解しました」

 

「ボーカルの方とドラムの方が、喧嘩しちゃって、解散しました」

 

(Jさんの「SUGIZOさんがご迷惑お掛けしてませんか?」という冗談に対して)

「いや、全然、全然。むしろSUGIZOさんがいなかったら成立してないバンドなので」

 

喧嘩とは、YOSHIKIさんが「ANIME EXPO AX2007」(2007年6月29日)前日のリハーサルに遅刻してGACKTさんが激怒し、YOSHIKIさんが逆ギレしたという出来事のことでしょう。

http://entameblog.seesaa.net/article/48123801.html

 

ソースは『女性自身』(2007年7月31日号、7月17日発売)ですが、YOSHIKI CHANNEL(2016年5月23日)での2人の発言からしても事実のようですね。

 

ただ、YOSHIKIさんの遅刻は1時間半ではなく8時間でした。

 

GACKT:で、本当にその当日はさ、YOSHIKIのことがもう大嫌いになるくらい、苛々してた訳。

 

YOSHIKI:違うの。渋滞にはまっちゃったのよ。

 

GACKT:また!(呆れたように)

 

YOSHIKI:本当、本当。何か、ロングビーチアリーナで、コンサートがあった。そしたら渋滞にはまっちゃったんですよ。本当に渋滞。だからもう、歩いて行ったほうが早いんじゃないかと。まあ、30kmくらいあるんですけど。

 

GACKT:でもね、何て言ったと思う? リハーサル12時から。夕方4時にSUGIZOが僕の楽屋に来てね、MIYAVIと。で、「GACKTさ、ちょっとYOSHIKIさんに電話してくれない?」「何で?」「来ないんだよね」

 

YOSHIKI:いやいやいや(笑)。

 

GACKT:で、言ったの。あのさ、って。「そういうのを僕に押し付けるの良くないと思う。僕に言ったらそういうことやってくれるっていうのは、違うよって。だってSUGIZOのほうが年上なんだから、SUGIZOが電話するべきだ」って。

 

YOSHIKI:誰がかけるかでミーティングしてたの?

 

GACKT:で、ミーティング。言ってきたから。

 

YOSHIKI:でも、だけどGACKTかかってきたよね。

 

GACKT:そう。で、そしたら、「いやぁ、俺はさ、YOSHIKIさんと先輩後輩じゃん。GACKTないじゃん」

「なくない」って。「なくない、なくないよ」って。

「俺はそういうのできないからさ、GACKTやってよ」って。

「MIYAVIやれよ」って。「お前そういうのないじゃん」って言ったら、「俺そういうの駄目だよ。俺そういうの向いてないし、それはやっぱガク兄が」

 

YOSHIKI:全員で電話してくればいいじゃん。

 

GACKT:「ガク兄がYOSHIKIさんに電話するべきだよ。そういうの言えんのはガク兄だけだもん」

で、電話したの。ばっと電話して、「あのさ」って。「何時か分かってる? 何やってんの?」って電話したら、「皆が電話してくるからー! 家から出られないんだよー!」(YOSHIKIが怒った声を真似て)って言われて。

 

YOSHIKI:あっ、覚えてる(笑)。

 

GACKT:「そっか」って、切ったの。僕、携帯に電話してたの。家電か?っつうの。今時、家電の人いないじゃんって。もう笑っちゃって。もう、そっからリハーサル来たの8時だよ。

 

YOSHIKI:違う。まだ日が暮れてなかったよ。

 

GACKT:よく言うよ。(呆れて)

 

YOSHIKIさんは渋滞のせいにして誤魔化そうとしたようですが、GACKTさんにあっさり暴露されてしまいましたね。

仮に渋滞が事実だったとしても、8時間の遅刻の主因ではないでしょう。

誰がYOSHIKIさんに電話するかで、3人が押し付け合いをしていたという話もリアルです。

 

上記の会話の後で、GACKTさんはライブでのYOSHIKIさんを褒めてはいましたが、長期間一緒に仕事をするのは困難だったでしょう。

その後、S.K.I.N.以外でも2人での音楽活動はありませんね。

 

やはりこの件は、YOSHIKIさんがS.K.I.N.ではなくX JAPANを選んだ(選ばざるを得なかった)理由の一つと言えそうです。

 

「HYPER JAPAN Festival 2015」(2015年7月11日)のTV放送でも、遅刻したらしいYOSHIKIさんがToshlさんの楽屋に行って、何か弁解している風な映像が流れていましたね。
 

「止められちゃってさ」「ずっと立ち往生」という言葉だけ聞き取れましたが、この時も渋滞に巻き込まれたとでも言っていたのでしょうか。

もし本当だったとしても、時間に余裕を持たずに行動しているからでは?と指摘したくなりますが。

 

これらの弁解は、Red SwanのボーカルがHYDEさんになったことを、Toshlさんの返事が遅かったせいにした件と重なります。

 

因みに、先ほどの会話後の下記のやり取りは、「白鳥は死ぬ前に一度だけ歌う」といった重たいものではありませんでしたね。

 

GACKT:YOSHIKIはね、気質がボーカリストなんだよ。

YOSHIKI:気質が? でもね、下手じゃないんだ、多分。だって、X JAPANでToshlとかに歌って指導するもん一応。

GACKT:へえー。

YOSHIKI:じゃあ今度、S.K.I.N.で歌ってみようか?

GACKT:いいじゃん。じゃ、僕ドラムやるよ。

YOSHIKI:緊張してきたな。

 

ドリフェス2019でYOSHIKIさんが「Kiss The Sky」を歌った理由は分かりませんが、自分が歌えることをアピールして、ソロのドキュメンタリー映画でも使用するつもりだったのかと推測しています。

 

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余談ですが、以前(2009年頃?)、元Xの高井寿(JUN)さんが、公式サイトでファンからの質問に答えていたようですね。

 

■ Q2 ■それから、YOSHIKIさんがインタビューで『JUNとHIKARUは俺を怖がって辞めた』と言ってましたけど、X脱退の真実を教えてほしいのですが、よろしいでしょうか?

 

そんなことを言う人でしょうね。彼は....(苦笑)ま~本人がホントに言ったかどうかは不明ですね、ゴーストがいるかもしれないので。で、勿論、私が彼を怖がったことは一度もありませんし、この先もないでしょう。むしろ、彼が作ってくる曲のリフに対して納得がいかず、言い合ったのは私くらいですから(笑)

辞めた理由も、彼の曲に対して、私がやりたいことが違ったこと。それと、彼の金使いの荒さですね。勝手にスタジオを4時間取ったりで....(笑)

ま~今となっては良い思い出ですよ。勿論楽しいことも沢山あったので(^^)

 

今は高井さんのサイトはありませんが、海外のX JAPANファンサイト掲示板にコピペされていました。

 

『JUNとHIKARUは俺を怖がって辞めた』発言のソースは未確認ですが、確かにYOSHIKIさんなら言いそうではあります。

金遣いの荒さについては、会計係だったToshlさんも苦労させられたでしょう。

 

ボーカルがYOSHIKIさんのままか別の人だったら、バンドは学生時代かインディーズ時代に終了していたのかもしれません。

Toshlさんにとっては、そちらのほうが良かった可能性もありますが。

 

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そういえば先日、某所で「自己破産したToshlを助けてくれたのはYOSHIKIなのに、金で揉めてX JAPANの活動をできなくしているのは怪しからん」的な内容のコメントがあったようですね。

こうした声は時たま見かけますが、YOSHIKIさんの助け(特に金銭面)とは、具体的に何のことを言っているのでしょうか。

 

「LAST CONCERT 武士JAPAN」(2010年2月24日。別名さよならコンサート。メンバーはノーギャラだったという情報はありませんが)のことでしたら、ToshlさんがYOSHIKIさんや他のメンバーと同じ立場だったとしても、当たり前のように協力したでしょう。

「Toshl Feat.YOSHIKI」DS(2011年1月24・25日、8月18日・19日)でも同じことです。

 

Toshlさんは脱会後は引退するつもりだったのであって、Toshlさんの生活のためにYOSHIKIさんがX JAPANを続けることにした訳ではありません。

むしろX JAPANを続けるに当たって、YOSHIKIさんもToshlさんに立ち直って貰わなくては困るという事情があったと考えられます。

 

Toshlさんは「TOSHI インタビューこぼれ話 ”あふれる想い”」(「女性自身」2010年2月2日)で、
 

「周りの友人や知人が、お金のことも含めて支えてくれましたし、X JAPANのメンバーや、YOSHIKIのおかげで、支えられた……」

「YOSHIKIが『何でも言ってくれ』と言うので、ソロコンサートをプロデュースしてくれって言ったんですけど」

と話してはいますが、「周りの友人や知人」はメンバーとは別の人でしょう。

 

※インタビュー内容は、脱会直後の特殊な状況を感じさせるものです。

今のToshlさんがYOSHIKIさんとの関係について、「幼稚園のときから、しがらみも利害も何もないので、当然のことながら、そこに二人が戻れる」と思うことはないでしょう。

『洗脳』出版時には、「HOHにあれだけ搾取されたのに、小田氏に救われたと過剰に美化しているラストがホラーを思わせる」的な揶揄や、ToshlさんをYOSHIKIさんから離すまいとする声がありました。

しかし、Toshlさんが再び利用されるリスクは、YOSHIKIさんとの関係にこそあったのでしょう。

 

また、最後には「一つ一つ乗り越えながら、自力で、また力足らずのときには仲間に、力を借りながら、色々な方に支援していただきながら、やっていきたいと思います」と、「仲間」と「色々な方」を分けています。

「仲間」(メンバー)に借りるのは力であって、借金などの直接的な支援は、「色々な方」を想定していたと見られますね。

 

同年 1月18日の記者会見では、HOHにいた頃の生活について語っています。

 

「実際の生活費は、私の友人、知人に個人的に援助を受けて生活してきました」

「僕も沢山友人とかいるものですから、結構そういう方々に、援助といったらいいんですかね、して貰ったりっていうのは、ケースとしてはかなり多くありました」

「洋服も殆ど、何て言うんでしょうか、自分で買わないようにですかね、貰ったり、そういうスタイリストや友人が作ってる服や、またそういう服のメーカーとかから貰ったりということが多かったです」

 

当たり前ですが、ToshlさんにもYOSHIKIさんより親しく遠慮がいらない友人は何人もいたのでしょう。

 

4月23日の記者会見では、「金銭面に関してはどのような感じで生活されているのか」という質問に、

「基本的には僕は破産した身ですので、会社も破産致しました。ですからそういうのは、メンバーのYOSHIKIですとか、本当にこう助けてくれる人たちに支援して貰いながら、今は何とか乗り切っているという状況にあります」と答えてはいます。

 

しかし、こちらもYOSHIKIさんの支援とは、さよならコンサートでの収益と考えられます。

 

HOH時代については  「援助」という言葉を使っていたのに対し(「友人、知人に個人的に援助を受けて生活してきました」)、脱会後については「支援」と表現しているのも重要ですね。

「援助」は全面的に助けることであり、「支援」は部分的に助けることです。

 

少なくとも、YOSHIKIさんからToshlさんに直接的な金銭的援助があった、という明確なソースは見つかりません。

 

あえてコンサートのプロデュースを頼んだくらいですし、Toshlさんも遠慮があって、直接的な援助は求めなかったと考えるのが自然です。

Toshlさん自身、YOSHIKIさんからの贈与や借金よりも、収益を手にできるほうが良かったでしょうし。

 

ですが、YOSHIKIさんがToshlさんの借金をすべて肩代わりしたといったデマまで見かける時があります。

(脱会後の高揚感もあってYOSHIKIさんを賛美気味だった)Toshlさんの感謝の言葉を拡大解釈しただけでなく、「YOSHIKIは人格者だから、言葉通りToshlを助けたに決まっている」というような思い込みで語っているのでしょう。

 

2015年2月1日の「めちゃ×2ユルんでるッ!」では、岡村隆史さんの「今、貯金とか大丈夫なんでしょうか?」という質問に、Toshlさんは「貯金はないですね」と答え、「これからっていうことですね」には、「そうですね。まあ、色々と周りにもお世話になりましたし、まずはそういうものを返さなくてはいけないので、そういうところから、マイナスからのスタートですから」と返答していました。

 

仮にYOSHIKIさんから何らかの援助があったとしても、それで終わりのないレコーディングやアルバム延期などが帳消しになる訳ではありません。

「恩義」を振りかざしてToshlさんに言うことを聞かせようとするなら、MASAYAと同類ですね。

 

(問題のコメ主はベトナム人技能実習生を日本に送り出す会社を経営しているようですが、色々と心配になります。

真偽はともかく、口コミでの評判も「ベトナム人技能実習生から法外な金取りまくってます」と散々でしたが)

 

その他には、「ToshlがHOHに15億円も貢げたんだから、YOSHIKIはX JAPANの利権を独占していた訳ではない」「だからギャラ未払いも嘘だ」といった主張もあります。

しかし、Toshlさんが搾取されたのは、大部分が詩旅などのソロ活動での収入でしょう。

 

『洗脳』にはこう書かれています。

 

「一九九九年一月から二〇〇一年一月ころまでの二年間で『詩旅』としてのイベントを行った場所は、全国五〇〇ヵ所以上に上った。当然売り上げも、どんどん増え、二〇〇一年ころには月間一〇〇〇万円~二〇〇〇万円を一人で売り上げるようになっていた」(p.129)

 

「全国の老人施設、障害者施設、児童施設、医療施設、刑務所、少年院に至るまで、一日平均五~六ヵ所の施設を次々と訪問した。二〇〇五年までの五年間で実に五〇〇〇ヵ所以上の施設を回り、物品を売りつけた。その間の物販売り上げだけで三億円は下らなかったと思う」(p.134)

 

無料イベントだけでなく、有料コンサートでの酷使もありましたね。

 

また、「すみれ組幻想①」で引用した旧運営側事務所との裁判の傍聴記からも分かるように、再結成後のX JAPANの報酬は、HOHにもまともに支払われていませんでした。

恐らくHOHが手にしたのは、契約金だけだったのかと推測できます。

※最後の文章については、ブログ主の方は、トシオフィスの実態をご存知なかったのでしょう。

 

「脱会後のToshlはYOSHIKIのお陰で復活できた」は、「Toshlが洗脳されている間もYOSHIKIはずっと帰りを待っていた」と同じく、ファンが作り上げたToshlさんへの恩着せストーリー、感動ポルノと言えますね。

 

逆に私は、脱会後のToshlさんがYOSHIKIさんに感謝していた・負い目を抱いていたせいで、不利すぎる契約を結んでしまったのではないかという懸念を抱いています。

 

終わりのないレコーディングや度重なるアルバム延期だけでも、他のボーカルならまずありえない話です。

それこそYOSHIKIさんがコンスタントに音源を出していれば、Toshlさんの経済状況の助けにもなったはずですが。

 

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YOSHIKIさんの問題はあくまでも本人の責任ですが、無理な擁護を続けたファン(ファン全員という意味ではなく)にも非があることは何度か書きました。

 

YOSHIKIさんを批判すると、「X JAPANではなくToshlのファンだからだ」と言う人がいます。

まるでバンドファンは客観的で公正であるかのようですが、バンド(組織)に肩入れするがゆえに、バンドを動かしているYOSHIKIさんに肩入れ・擁護する人は少なくないでしょう。
 

利害関係にない人なら普通に批判するような相手を庇うのは、客観的でも公正でもありません。

 

また、「自分が他のことで被害者的な立場にあるからToshlを庇うんだろう」的に言う人は、自分が他のことで加害者的な立場にあるからYOSHIKIさんの肩を持っているのでしょうか。

 

「そんなことをやってもToshlは喜ばない」的に誰かを盾にする人もいますが、別に信者でなければ、誰かに過剰に忖度する必要はないでしょう。

そういった方々の言動こそ、YOSHIKIさんは喜ぶのでしょうか。

 

「何で僕がコラボをやろうと思ったとか、色んなこと含めて自分なりに色々考えてるんで。(略)ファンの人たちが色々騒ぐことによって、バンドが崩壊する可能性もある」と脅して自分への批判を封じ、

「I miss you.. #Hide Where should we go from here?」とToshlさんのライブ当日朝にツイートし、

「平成最後の #紅白、諸事情もあって #XJAPAN としてではないですが」とわざわざ発信し、

「アンチ全員ぶっ潰してくんない?」と言ってファンを煽り、

都合の悪い相手(ファン含む)をSNSで晒して攻撃を惹起するYOSHIKIさんなら、喜ぶのかもしれませんが。

 

(「何で僕が~」の後には、案の定YOSHIKIファン達によるToshlファン非難が発生。

「I miss you~」の時は、「もっとYOSHIKIを大事にするべき」といった具合に、Toshlさんのインスタが一部荒れました。

「諸事情」発言の際には、Toshlさんが金沢のカウントダウンコンサートに出るせいだというYOSHIKIファン達による決め付けと中傷が勃発。

「アンチ全員~」の8日後には、Twitterで某YOSHIKIファンがTVでカバー曲を歌うToshlさんを叩き、他のYOSHIKIファンによる羽生結弦さんへの中傷じみたツイートまで生まれました)

 

資料や根拠を提示した上でのYOSHIKIさん批判を、憶測・妄想・誹謗中傷と決め付け、自分は根拠薄弱な憶測・妄想・誹謗中傷でYOSHIKIさん擁護・Toshlさんへの責任転嫁をするのもよくあるパターンですね。

 

そして、X JAPANファンがYOSHIKIさんを批判すれば、「運命共同体ならそんなことを言うな」「YOSHIKIを悪く言う奴は運命共同体ではない」と言われ、X JAPANファンではない人が批判すれば、「運命共同体でもないのに言うな」と口を封じられがちなようです。

 

この論法でいくと何人たりともYOSHIKIさんを批判してはいけないようですが、この世はYOSHIKIさんの独裁国家ではないので、問題点は進んで指摘したほうがいいでしょう。

ムラ社会的なものを変えるためには、「余所者は黙ってろ」と口を塞がれがちな外部の人間の声も必要になってきます。

 

例えば、小山田圭吾氏の件に関心を抱いて発言したのは、小山田氏のファンだけではありません。

 

小山田氏についても、あれから本人やインタビューの当事者、ファン、仕事仲間、業界人らによる歴史修正・責任転嫁が行われています。

(小山田氏と被害者が友人としての絆で結ばれていたかのような美談化、告発ブログの引用が印象操作だったと強調する印象操作など)

 

小山田氏とYOSHIKIさんを同一視はしませんが、自己弁護に責任転嫁、身内に甘い人々や「いい話」にして誤魔化そうとする動き、ファンの独善性には既視感がありますね。