省吾君はすぐに澄香さんに連絡しました
これで、1500万円を
愛子さんが作った場所がわかりました
サバ缶スーパーのみんなで話し合ってみるに
いくら同級生だったとはいえ
東京に来てからは
いいえ、中学を卒業してからは
一度も会ってはいないようです
じゃぁ、何故、保品夫妻は
愛子さんに1500万円のお金を
すぐに都合したのか?
そして、カギを握るのはあのメモです
『2月28日 朝 7:00』
昇君は意外な展開に
もしかして愛子は・・・・
でも、この時点で事件というわけでもありません
とりあえずは澄香さんと昇君で
愛子さんに1500万円貸した経緯を
訪ねに行ってみることにしました
昇君は恐ろしさに震えながらも
愛子さんを何が何でも探さなくちゃ
そんな気持ちでいっぱいです
いくらそんな気持ちが強くても
昇君では心もとないので
澄香さんがついて行くことにしました