
「それで、どうして、このサバ缶スーパーに?」
麻生店長が訪ねると
その老人はちょっと、困ったような顔をして
話すのを躊躇していましたが
「実は半年ほど前まで
この子の母親である、私の娘と
三人で暮らしていたのです
娘は夫と離婚して帰って来たのですが
その夫のモラハラに疲れはてていましたし
恭司、あこの子の名前ですが
これですからね
疲れるだけじゃなく、希望がありません
もう、気力も何もなくなっていました」
そこまで話すと、言葉が詰まってしまいました
ここからが一番話辛いのでしょう
【貧乏でも東大に入れる方法】
私はその話を娘の何気ない話で聞いたのですが
なんだか、付き合いづらいなぁって感じました
それは間違ってはいないのでしょう
大学受験、東大とか京大とかを目指させている
親御さんはほとんどが
中高生の時の恋愛に関して
絶対に邪魔な存在で恋愛は大学でやればいい
そういう考えが、ちょっと生理的に受け入れられないのです
だって、一番純粋で綺麗なときに
人間として当然、避けられない成長のあかしでもあるのに
大学受験がそれ以上の物?
そう思っていましたが、はっきり意見として言えないのですこの年になって小学校の頃はどんな子だった
そして、その子の大学に合格するまでの経緯を知って
社会人として男女の関係がそんな子たちがどうなってるか?
絶対ではないけど、なんとなくわかって来ました