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このブログは38歳で25kgやせた
その1点のみをぶん回してSNSで活動する
アラフォー主婦が、みんなと共に

「生き様がタフでヘルシーなおばさん」目指し

インスタよりも遠慮なく書きつづるブログです

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わたしの40代以降の人生のテーマは

    

「人生は思い出作り」


テーマというか、座右の銘です。


なぜこれが座右の銘なのかという経緯は

わたしが毎日配信している、音声配信プラットホーム

voicyで詳しく語っています。↴



80歳のおばあちゃんになったときに

「うふふあんなこともあったわぁ」

と、思い出したり


老後に入った施設で、友人たちに

泉屋のクッキーとか出しながら、おしゃべりするネタをいっぱい作りたい。


そんなことをイメージして、

40歳になる時に、これからたくさんのことを

自分自身へ経験させてあげよう!と決めたのです。


そう思うことで、不思議と前向きに

どんどんいろんな新しいことにチャレンジできました。


SNSを始めた時だってそうです。


上手く行くかどうかより、やってみたいなら

スマホひとつでやれることなんだし

やろう!


シンプルな考えでいることで、まずは考えるより動くことができるようになりました。


その結果、2年後に自分のダイエットの本ができて

出版記念のイベントで岡山にも行ったし、東京にも行ったし

そこでたくさんの方と出会うことができました。


3年前に、たった一人で家の中でダイエットを始めた時には

想像もしなかった経験をさせていただきました。


岡山イベントでのみんなとの記念写真ラブラブ



ここ最近のわたしは、その座右の銘に従い

思い出をどんどん作っている!いいぞ!

そんなふうに思っていました。


でも、よく考えてみるとそれ以外の日常では

発信活動に専念するようになったことで在宅ワークになり

日常的に出かけるといえば近所のスーパーや、予約した鍼治療院(笑)


土日祝日も、結局は発信活動のための

「際限ない作業」に追われているばかりで

近場ですら夫婦でドライブに行くこともなかったのです。

(夫も最近、土日に仕事をしてたしね)


思い返したら、夫と一緒にドライブに出かけたのは

1年前の道の駅にヤーコン買いに行ってる時以来でした。


そんなふうに日常よりも、未知なる挑戦に夢中になっていた中で

この秋、なんとなく得体の知れないメンタル的スランプと

他人への嫉妬と焦燥感と不安のトリプルパンチのせいで

(ここが気になる方は11月のみ聴けるvoicyのプレミアムを聴いてね(笑))


11月頭の3連休には、頭パッカーン!

ついに締め切りのある仕事以外の、全てのタスクを投げ出しました。


好きなBL小説を貪るように読み漁り、


どんなBL読んでたかは、こちらのvoicyで語っています↴



合計4冊の小説を読み切ったあと

最終日には夫婦で小樽へドライブに出かけました。



この小樽ドライブが、いまだに心に余韻として残っています。


まずは遅めの朝ごはんにと、これまた1年ぶりくらいで

コメダ珈琲に行き、エビカツサンドとミックスサンドを夫婦でシェアして食べ


興奮のあまりブレるエビカツサンド


それから小樽に向かって、夫がリサーチしてくれた

小樽の水天宮の坂を歩いて登って

そのまま少し肌寒いなかで小樽の街を散策しました。


映えっぽいところで一応撮る


地元に愛されてそうなアーケード街を歩いて、

美味しそうなパン屋を見つけたりしながら小樽駅に行き


出がけのコメダの威力でまったく空腹がなく

小樽といえばの、お寿司の入る隙がなかったので

(中年カップルあるあるだよね?)


その分、家飲み用の冷凍のニシン漬けなんかを買って、また小樽の街をぶらぶらしました。


夫がリサーチしといてくれたニトリがやってる美術館は正直あんまり興味なかったけど

「りえちゃんが好きそうだよ」という言葉に、

なんとなく夫の優しさを感じたので

「ほな行くか」と向かうことに。



行ってみると、美術館の中は見事なステンドグラスの世界で、

作品ごとのキャプションも読んでじっくり楽しむことができました。


実際にイギリスの教会に飾られていたステンドグラスがたくさん展示されてた


こうして書いてみても

特になにか特別なことはなくて、本当に他人からすると


「へえー、いいね!」


くらいの感想しか出ないと思うけど

でも、どうやらそのなんてことない普通のドライブが

疲れていた私の心を、本当に癒してほぐしてくれたようで


その後、連休が終わり月曜日が始まっても

仕事の合間にちょっと休憩するたびに

小樽での時間を思い出して、ホッとして心がほぐれる瞬間が何度もありました。


「あー小樽よかったなぁ。お寿司食べられなかったけど。」


なんて思い出すと、自然と「また行きたいな」と思えたし

これを書いてる瞬間も、小樽の時間を思い出して、ホッとするんです。


「そうか、これも思い出か」


と、不意に気づきました。


わたしは「今後の人生思い出作り」というスローガンを胸に、ここ数年本当に突っ走ってきました。


その中で得た思い出は、どれも強烈で、鮮烈で、華やかで、新鮮でした。


でもその分、その終わりがくることを少し怖いと感じることもありました。


例えていうなら、強いフラッシュがたかれた後

まぶしさに目が眩んでいる時間から、徐々に目が慣れて景色が戻ってくる感じ。


それがなんとなく怖かった。


眩しさを知った後に戻ってくる元の景色が、つまらなく見えることが怖かったから

また次の強い光を求めるところがあったように思います。


でも、今回の夫との小樽のドライブのように

思い出すだけで、こうしてホッとして、気持ちが安らいで、不安を消してくれるような思い出もあるんだ。


「思い出って何も派手なことばかりではない」


と、知ることができたんです。


SNSを始めて見ることができた新しい景色、知らなかった自分、理想に近づけたような感覚

いろんな方たちとの出会いは本当にかけがえがなくて、私の人生を確実に豊かにしてくれました。


だけどそればかりに目を向けていたら

自分が元から持っていたもの、家族、夫、友人

猫、暮らし、それを後回しにして失ってしまっている「思い出」が今この瞬間も生まれているのかもしれない。


この2年で近くに住む両親に会う時間は激減したし

夫とゆっくり出かける時間も激減した、


家にいるので猫と一緒にいる時間は増えたけど

おもちゃで遊んであげたり、お腹に乗っけて一緒にお昼寝する時間は激減した。


老いた両親とはいつまで思い出を作れるだろう。

夫だって50歳を過ぎた、私も40歳を過ぎた。


猫たちは可愛さを濃縮して振りまいて、あっという間に去ってしまう。



この存在たちとの思い出も、たくさん残したい。


そう思ったら「人生思い出作り」は、なにも特別に派手で

人に自慢できて武勇伝みたいに語れる、物語みたいな思い出だけじゃなく


他人に話したって、別に面白みも話題性もないけれど

自分の胸の中にしまっておいて、時折そっと思い出して眺める。


自分にだけ特別で、

自分にだけは意味のある、大切な風景みたいな思い出もある。


そのことに気がつけました。


これからもわたしは、思い出づくりのために

たくさんのことに挑戦すると思います。


それもまた、わたしにとっての生きる喜びです。


でも、刺激に目が眩んでいる間に

そこにいるはずだった存在が、いつのまにか自分の目の前から消えてしまっていた…ということがないように。


会えるひとには会いに行き、触れられるものにはちゃんと触れ、大切な存在たちの温度を感じる幸せを見失わず


色とりどりの思い出を作ってこれからも暮らそうと思います。






長々と最後まで読んでくださりありがとう。


今日もうちらは生き方をダイエットする


また次の更新でお会いしましょう!



 

 

 

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