今年、夏の終わりごろからだんだん具合が悪くなっていました。
といっても外見はあまり変わっていなかったかもしれない。
でも確実に日々参っていて、
特に精神的に参っていて、忙しいことと心配事とショックなことが一気に襲ってきた感じでした。
どれが一番の原因というのではないのですが、前兆としては1,2カ月前からありました。
けれども、一気に全部がグワーッと襲ってきた日があったのです。
今思うと自分でも信じられないのですが、、
それで台所でガクガクして具合悪くなっていたところを、たまたま予定を変更して早めに帰ってきた末っ子にちょうどのタイミングで見つけてもらって救急車で運ばれたのでした。。
もしその時末っ子が帰宅してなかったら私はあおむけに倒れて喉に吐いたものを詰まらせて今頃おさらばーーになっていた危険性もあったのでした。
その時、末っ子から”生きているだけでいいから・・”と言ってもらったこととか覚えているのです。あとは意識もうろうとしていたため他のことを覚えておらず・・
でも、ずっと誰かが(たぶんみんなが・・)私を励ましてくれてそれで元気になれました。
夜中に看護師さんに何度も名まえを聞かれたり目にライトを当てて調べられたりしました。
今日何日ですか?と聞かれてもパット頭に浮かばないので、何かを質問されると意識に焦点をあててハッキリ持つように気力を出すものですね。
もし、何時間も何も声を掛けられてなかったらたぶんぼやーーーっとしていったと思います。
おしっこの管もついていたので、もし気力がなかったらずっと歩けなくなっていたかも・・
不思議なことに、普段電話をよこさない実家の父が携帯に電話をよこしたようなんです。
何もおしえていないのに、体を気をつけろ、お祈りしている、とか言ってました。
ただ、救急車の方々、夜間診療集中治療室の方々の尊さを思いました。
こんな身勝手な者を夜中も献身的に助けてくださりました。
頭が下がります。
どうもありがとうございました。
家族、実家、職場の皆さん、友人にご心配をおかけしました。
実家の母や義母が急に痩せてきて、すごく心配させてしまったようで、
自分だけの問題かと思ったら、まさか周りの人達もたくさんご心配させていたとは・・
いろんなことの実感のないまま、また以前のように生活しています。
まるで夢の出来事のようでした。
その後変わったことといえば
私は以前よりもマイペースになりまして、わがままな感じに過ごせるようになりました。
多分いいことだと思うのです。
そしてこれはいいことではないかもしれませんが、
いい嫁さんでいることとかイヤになりました
(今までもいわゆるいい嫁ではなかっただろうけどね
いい嫁というか人間自体だめ・・?
時間だから旦那さんにご飯作るとか茶碗を洗うとか苦痛になりました。
でもできるだけやりますが、、
家にいる時は食べたい時に食べて作業したい時に作業したり、のんびりしたい時にのんびりしたいーー、という心の声がハッキリしてきたのです。
子供達がアドバイスくれます。
もっとゆっくりすれば~
とか言って温泉券くれます。
お菓子を買ってきてくれたり
困ったことがあるなら行政機関もあるし相談できるんだよ~
とアドレスを教えてくれたり、、
でも大丈夫!
それだけで、気持ちは解決です。
何か一人で勝手に悩んでいたところがあったんだよね。
もし次回本当につらくなったらみんなに相談してみますから~
気軽に相談できるっていいですね!
ところで、子供たちは私にアドバイスくれるけれど、逆に、私は親だけどいい相談相手になってあげられていなかったな。ずっと何十年も。真剣に話を聞くということをする気持ちの余裕がなかったといえば言い訳になりますが、すごく反省です。
問題から逃げないで、もっと親身になって相談できる母親であったならよかったのにな、と今頃思うのでした。
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ここで中断
ではまたです