静岡県熱海市銀座町
湯前神社の参拝の後は、高倉健さんが亡くなられた時に記事にした老舗の喫茶店へを探しに・・・
湯前神社前の坂道を下った所の銀座通りを目指します。
立派な佇まいの老舗の和菓子屋さんの前を通って・・・
ちょっとウインドウを覗いたら・・・開運なんでも鑑定団でよく耳にするお方の古いお写真が貼られてました・・・\(^o\) (/o^)/
そこからすぐに銀座通り・・・
ここに入って一本目の細い路地を入った所に・・・ありました!ありました!
今回の熱海入りで絶対に訪れてみたかった所です!
お店の前を一度通り過ぎて中を窺います・・・お客さんが居るのかどうなのか??
時間は午前10時半、お昼でハンバーガー食べるにはちと早いし・・・
でも、後で来れないといけないんで・・・意を決して突入!
初めてのお店を独りで入るのはめちゃめちゃ勇気が要ります(;^_^)
熱海を訪れた著名人が通った喫茶店「ボンネット」④さんです!
(cellar&cafeteria BONNET)
50年以上変わらない味・伝説のハンバーガーのお店だそうです。
昼間なのにちょっと薄暗い店内には程よい照明が・・・昔のままの皮張りの座席堪らなくイイ感じです!
早速、ハンバーガー&コーヒーを!
高倉健さんが熱海へお忍び?で訪れた時に旅館にわざわざ出前してもらったと云われる珈琲をすすりながら暫し待ちます・・・
若い頃飲んでいたような珈琲の味と香りが広がります・・・
健さんが亡くなられた時のローカル新聞の記事
いよいよ伝説のハンバーガーのお出ましです!\(^o\) (/o^)/
上のバンズをとると中にヨダレものの手作りパテが!
添え付けの野菜を自分で挟んで頂きます!運んで下さったお姉さまが親切に説明して下さいました。
お口に入る前・・・手が震えてボケボケでした( ⌒ ー ⌒;)
見事にたいへん美味しゅうございました!
cellar&cafeteria BONNET
1952年(昭和27年)のオープンから61年。昭和から平成、移りゆく熱海を見届けてきたボンネットのマスター増田博さん。時代が変わっても、コーヒーを丁寧に注ぐ姿は、今もずっと変わらない。
進駐軍で食事を提供する仕事をしていた頃、1950年代のアメリカンポップスやジャズなど華やかなエンターテイメントに心が躍り、米国文化に夢中になった。「まだ日本になじみのなかったハンバーガーを、日本人向けの味に変えて提供してみたい。昭和25年熱海の大火で1461戸が焼失し、生まれ変わろうとする熱海は、きっと素晴らしい観光地になる」と確信し、熱海銀座・ロマンス座通りにボンネットをオープンした。
BONNETという店名は、映画「イースターパレード」に登場する女性が被る、大きなつばの帽子から名付けた。映画好きな増田さんらしい選択だ。内装も、店内に流れるジャズも1950年代を意識した。大切に磨かれた皮張りの椅子や、こだわりの照明器具。米国調のポスターデザインなど、数々の談笑が生まれたであろう穏やかな空間は、一朝一夕ではつくれない。
東京の奥座敷として著名人にも愛された熱海。昭和30年代は新婚旅行や団体旅行が盛んで、広津和郎さんが中央公論に「芸者の普段の姿が見られる店」と紹介し、一躍にぎわいをみせた。
三島由紀夫、トニー谷、淀川長治、美輪明宏さんとの交流もあり、越路吹雪とは映画を見に行ったりもした。谷崎潤一郎など文人も、増田さんがいれるコーヒーを楽しんだ。
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(伊豆新聞より)
(伊豆新聞より)
お腹も満腹でようやく弟嫁の入院している病院へ・・・
まだまだつづきます。