瀬戸焼の街へ・・・窯垣の小径 | ねこじゃらし・Kの懐かし処

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遠州浜松発、懐かし探しの近場のお散歩
ヤフブロ時代の過去記事

 
愛知県瀬戸市
 
瀬戸焼の街のつづき・・・
 
昭和な商店街を抜けると、静かな住宅地・・・所々に瀬戸物屋さんと瀬戸物工場が点在してます・・・
 
これぞ瀬戸の瀬戸物屋さんです。
 
ひもで括られ束になったお茶碗が懐かしいです!
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長閑な通りを歩きます・・・
 
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丸ポストが似合う街です。
 
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駐車場の向こうの小高い所が「窯垣の小径」です。あちこちに窯道具が積まれてます。
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約400mの散策路です。
 
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窯道具や焼き物が埋め込まれた石垣や塀があります。あの常滑ほどの規模ではないですが、これはこれでなかなか趣があります。
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江戸時代後期から明治初期の窯元の邸宅を改修した建物の「窯垣の小径ギャラリー」
・・・残念ながらここはスルー・・・
 
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・・・で、同じ様な建物の「窯垣の小径資料館」
 
明治後期の「本業焼」の窯元をそのまま活かす形で改修した趣のある資料館。母屋では「本業タイル」をはじめとした歴史や文化に触れ、離れには休憩所を設置。日本の近代タイル第一号といわれる「本業タイル」で装飾された浴室やトイレは必見です。                       (瀬戸市観光情報サイトより)
 
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いざ中へ・・・
 
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いろいろな瀬戸焼や古民具などが飾られてます。
 
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当時のままの姿で「本業タイル」が張りつけてあるお風呂
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本業タイル
明治時代、日本で洋風建築が流行すると、「敷瓦」を前身とする本業タイルが盛んに使われるようになりました。
本業タイルは転写技術の向上により同一図柄で量産された我国近代タイルの第1号というべきものでした。 
本業タイルは本業の伝統的な調合による土を使い、土の表面の粗さを覆うために磁器の土を使って表面が化粧してあり、銅版転写による図柄の美しさとも相俟って、陶器でありながら、あたかも磁器のように繊細で硬質感と近代感を兼ね備えた物となっています。 
本業タイルの全盛は明治、大正時代と続きましたが、昭和に入ると硬質磁器タイルや磁器タイルにその地位を奪われ、衰退の道を辿りました。 
窯垣の小径資料館には浴室及び便所に当時のままの姿で本業タイルが貼り付けてあり、資料としても貴重です。
 
本業タイルが張りつけてある便所
 
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ポットン便所懐かしいです・・・こんな豪華じゃなかったですが・・・トイレもお風呂も一応祖父が作ったタイル張りでした!
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ここで暫しいっぷくして、小径へ戻ります・・・
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そして、ここがパンフレットなどで紹介されてる場所です。
あまり大規模では無いですが、タナイタ、ツク、エンゴロなどの窯道具がびっしり組み上げられてる様は見事です。
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この先には瀬戸本業窯なるものがあったそうなんですが時間が無かった為断念、次回訪れた時のお楽しみという事でここを後にしました。
 
戻り道、最後にどうしても立ち寄りたかった所へ・・・
 
もう少しお付き合いの程よろしくお願い致します。