静岡県菊川市
この前の日曜日の午後は、またまた「片葉の葦」を探しに今度は菊川市まで。
浜松市から国道1号線バイパスを東に走って「掛川道の駅」手前をおりて東名菊川インターを目指します。
東名高速を潜ってインターチェンジを通り越し、最初の信号を右にずっと・・・
山間を通って「塩の道」が・・・
ここを左に・・・浄土宗応声教院(おうしょうきょういん)の前にそれは有りました。
トラックが駐車してある後ろに・・・
トラックの駐車場の片隅に葦がたくさん自生していました。
石碑も立ってます。
ここの葦は他に比べて太く威勢がよかったです。
片葉の葦はなかなか見つからず・・・
裏の方へ回ってようやく見つけました・・・しっかり片葉でした。
応声教院の「片葉の葦」の伝説①
むかしむかしのことです。えらいおぼうさんが応声教院を訪れました。松の木のほとりにある池の水で手を清めようとして、着ていた袈裟(おぼうさんが肩にかけてかざるもの)がぬれないように、そっと松の枝にかけました。
その時、袈裟が岸辺の葦にふれました。それから、その葦の葉は袈裟がふれた方は葉が出なくなり、片方だけに葉が出た葦になってしまったということです。それでここの葦は片葉になったといわれています。
その時、袈裟が岸辺の葦にふれました。それから、その葦の葉は袈裟がふれた方は葉が出なくなり、片方だけに葉が出た葦になってしまったということです。それでここの葦は片葉になったといわれています。
(内田名所人物100選より)
応声教院の「片葉の葦」の伝説②
今から約八百年前、源氏と平氏が戦っていた頃、源氏の武士の中に熊谷次郎真実という若者がいました。菊川町の応声教院に、お詣りにきた時、乗っていた馬をお寺の前につないでおいておくと、そこにはえていた葦の片方だけをのこらず食べてしまいました。(遠州七不思議より)
まだまだ伝説は尽きないようです。
片葉の葦の目の前に応声教院があります。
そして、ここのお寺にはもう一つ遠州の七不思議があります。
他にも色々と不思議がが多いお寺でした。