〜悲報〜カイが旅立ちました。
昨日4月27日午後5時半頃、
カイが天国支店へ異動となりました。
※カイの葬儀は、4月29日(土)16時からと決まりましたので、
お別れのご面会につきましては、
本日28日(金)12:00〜19:30までと、
明日29日(土)12:00〜15:00までご案内可能です。
おひとり様(お一組様)につき15分のお時間とさせて頂き、
お手数ではありますが、
あらかじめお電話でお時間をおとり下さいますようお願いいたします。
カイにつきましては、昨年10月頃より何度かこちらで気管支や心臓の不調についてご報告をさせて頂いており、
正直なところ年を越せるか不安もあったのですが
その最初のお知らせから、
カイは半年以上も生きました。
昨年末より心臓からくると思われる発作が頻繁にあり、
キャットウォーク上で発作を起こし落下してしまったことなど、
心配は尽きず、
この数ヶ月は
毎日毎日『今日のカイくんはどんな調子かな』
から一日が始まっていたように思います。
自分が思っているようにはうまく食べられなくもなりましたが、
それでもやはり食べることが好きなカイは、
亡くなる数日前までお客様からおやつや缶詰めをいただき、
亡くなる当日(27日)の朝、
ゲージを開けてもほぼ動こうとせず、
ゲージの中でじっとしていました。
開店作業中にスタッフが猫スタッフみんなに出す缶詰めの時に、
カイには直接食べさせようと思いカイのお皿を用意して、
先にみんな用の大きなお皿を出しにいくと、
ゲージからヨロヨロと這いつくばるような様子で出てきて、少しですがみんなと一緒に食べていました。
しかしその後はほとんど食べず飲まずでしたので、
ちょこちょこお水や高栄養ミルクを細いシリンジで飲ませていたのですが、
14時半頃から口を開けて苦しそうな呼吸をしていたため、
オーナーが病院へ連れて行きました。
病院へ着いた頃かなり苦しそうな開口呼吸になり、
診て頂いたところ、
唾液やミルクや、その他本来であれば飲み込まれているはずの色々なものが気管に詰まって呼吸が困難になっている状況でした。
幸い、病院にて気管チューブ挿管のもと気管に詰まったものは取り除いていただいて、
亡くなる瞬間は苦しさから解放され、
オーナーの見守る中静かに亡くなったそうです。
うまく飲み込めなくなったせいか、
体重は4月初旬の3.7kgから減少していき、昨日の体重は3kgをぎりぎり切らないくらいにまでになっていました。
直接の死因として、
誤嚥性肺炎といえるそうです。
昨日、
朝のお薬をあげたあと、横たわって少し呼吸が荒かったのも、
数時間後に、
何も食べていないからとミルクをあげた後から苦しそうにしていたのも、
すべて飲み込めていなかったのだと、
カイくんに苦しい思いをさせてしまったのだとわかって、
苦しかっただろうな、辛かっただろうなと
カイくんにとても申し訳なく思います。
亡くなる3時間前くらいに撮影した写真です。
あと1か月でお誕生日だったのに、
15歳にさせてあげられませんでした。
申し訳ありません。
呼吸器系に疾患がある猫に対するお世話について、
今一度色々と知識をつけ、
本人からの『つらい』というシグナルにいち早く対応できるよう、
微力ながら、精進したいと思います。
これまでカイを可愛がっていただきまして、
本当にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。