アンについてのご報告。 | 秋葉原のねこ・JaLaLaのブログ

アンについてのご報告。

いつもねこ・JaLaLaをご愛顧頂き誠にありがとうございます。

 

本日はアンについてご報告をさせて頂きます。

 

今回は病名までにたどり着くまでの経緯は簡単に書かせて頂き、

今わかっている範囲の病状と、アンの今後について重きを置いたお話をさせて頂ければと思います。

 

 

数カ月前より、くしゃみ頻回、右鼻から常に鼻汁。

次第に右鼻だけ常に詰まったような状態になっていく。

往診の先生への相談や、かかりつけ医にて診てもらい、

ネブライザー、点鼻薬等で様子をみるも、状態は悪化していく。

鼻血も時折見られるようになったため鼻汁を採取し検査をしてもらったところ、鼻汁からは何も検出されず。

 

ここで腫瘍の疑いが可能性として高くなり、

東京大学動物医療センターにてCT検査を受け、同時に病理組織検査を受ける。

 

CTにて、鼻、目の奥、脳にも腫瘍が認められる。

 

ご存知の方も多いかと思いますが腫瘍にはタイプがあり、

大まかにリンパ腫(血液のがん)とそうでない腫瘍に分けられます。

 

この腫瘍のタイプによって、できる治療や予後も大きく左右されるのですが

アンの腫瘍はリンパ腫ではありませんでした。

 

組織検査の結果も含め、

アンの病名は『鼻腔腺がん』(鼻腔内腫瘍)

腫瘍の原発は鼻であり、

すでに目の奥、脳にも転移している状態であることがわかりました。

 

鼻の穴から喉までをつなぐ空気の通り道である鼻腔と、その周りにある空洞部分の副鼻腔に

悪性の腫瘍ができており、

それが目の奥や脳にまで転移をしている状態です。

 

この状態で無治療の場合、余命はとても短い可能性もあります。

 

リンパ腫であれば抗がん剤の治療ができましたが、

アンの場合、残された積極的治療は放射線治療しかありません。

 

アンの治療については、オーナー、スタッフ間で話し合いました。

平均寿命に近いことや麻酔のリスクなども考えると積極的な治療よりも対症療法を選んでは・・

という意見もありましたが、

 

オーナーは、

『アンは食べることが好きな子だから、最後まで自分から少しでも食べられるようにしてあげたい。

アンにとってのQOLを少しでも維持してあげることを尊重したい。』と。

 

私たちスタッフは、もちろんその意見への同意や理解もさることながら、

オーナーの、アンへの強い意志を感じ、今はただただそれを尊重したいと思いました。

 

放射線治療はどこでも簡単に受けられるわけではないのと、

放射線治療機が最新であるほど効果は期待できる、とわかり(日本獣医師会の先生に確認済)、

1月下旬より、オーナーはなるべく新しい放射線治療機のある病院にかかることができないか奔走。

新しい治療機のある病院はだいぶ先まで予約が埋まっていることが多く、

予約はとれましたが今現在、まだ治療は受けられておりません。

キャンセル待ちも常にチェックしているような状況です。

 

アンの今後についてですが、

鼻腔腺がん(鼻腔内腫瘍)が進行していくと、顔や鼻が変形していったり

周りの骨などを溶かしていってしまうようになると激しい痛みも出てきます。

 

アンの場合、

すでに目の奥・脳転移もしていますので、

視力障害・歩行障害・性格の変化・意識状態の低下、もしくは痙攣発作など

この先どういった症状が出てくるか未知数です。

 

経過によっては、

お店からオーナーの家へ移し、オーナーが自宅で看ることも考えています。

 

オミクロン株の影響でお店の経営も今まで以上に更に厳しい状況にあり、

その中での高度治療となりますため、費用の捻出も大変苦しいところです。

かと言って、

できる治療があるのにも関わらず、

無治療(対症療法のみ)でこのままどんどん悪化させること、痛みや未知の症状と戦わせること、

何より、アンがアンらしくいられない状態になることがオーナーにとって一番受けいれがたいことなのだと思います。

 

最近のアンですが、

お客様がいらっしゃらないとずっとキャットタワーにこもっていることが多く、(特に昼間)

お客様がみえるとタワーから出てきてすぐに甘え始めます。

 

そしてスタッフから色々と食べ物をもっていっても食べないことも多いのですが、

お客様の手からあげて頂くと食べることが多いです。

また、たくさんかまってあげると食べてくれたりもします。

 

ですので今後もしも可能でしたら、ご来店頂いた際にはアンをかまってあげて頂きたいです。

 

またこの流れでこのようなことを書かせて頂くのはとても厚かましく、今の感染状況を考えても

褒められたことではないと重々承知しておりますが、

もしもほんの少しの余裕がございましたら、ぜひお店に足を運んで頂けないでしょうか。

ご来店頂けることが今は一番、

心からありがたいです。

 

『アンは、わたしにとって太陽。』

 

先日オーナーがぽつりともらした言葉です。

 

私どもスタッフにとっても、アンのいないお店は想像できません。

 

これを読んで下さっているお客様にとりましても、きっと皆さま同じ気持ちでいて下さってるのではないかと、

厚かましくも確信をもって言えるほどです。

 

アンちゃんが、これまでずっとお店のシンボルとして私たちを支えつづけてくれたこと、

猫紹介にも書いているように、まさに看板娘としてたくさんのお客様を魅了し続けてきたことを、

今、その功績を振り返ると、本当にアンちゃんに感謝しなければいけないと切に感じます。

 

『残された時間』というものについて私たちはどう向き合うのか、

その向き合い方に正解はないんだとわかった時、

私たちは常に

『想いの強さ』に突き動かされるものではないでしょうか。

 

 

平均寿命も近く、完治の可能性はない病気です。

これからの治療は、

アンがアンらしくいられる時間を延ばせたとしても、それはほんの少しなのかもしれません。

 

それでもなお、少しでも長く、

アンがアンらしく生きていけることに心血を注ぐことが、

今のオーナーにとってゆずれないことなのだと思います。

 

今はひとまず、無事に1回目の放射線治療を受けられること。

その治療ができるだけ成果のあるものになることを願っています。

 

ちゃま、がんばれ。

 

また、引き続きご支援賜れましたら幸いです。

 

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