れも | ねころんDAYS

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=何気ない日常にあるもの=

入院日 朝のれも↓

 

れもの入院治療の経過は順調で

胸水が抜け菌もいなくなり

後は再発の心配をするくらいで退院しました。

帰りのキャリーバッグの中では嬉しそうに甘えて

ふみふみするほどでした。

帰宅すると家の中を歩き回り、

食欲が戻っていつも以上にガツガツと食べていました。

頑張ったれもの為にと大好物のごはんをたっぶり用意していたので

本当にホッとして、これでもう大丈夫!と思いました。

 

ところが翌々日、私が夕方帰宅すると開口呼吸をしていたので

すぐに病院へ連れて行きました。

レントゲンを撮ると肺炎を発症していました。

すぐに酸素ケージに入り、落ち着くまでは検査ができないので

やれることをやって様子を見ますということで入院となりました。

酸素ケージの透明な扉越し、ハアハア息をするれもに

がんばれ!と手を振り私は家に帰りました。

 

未明のこと、携帯の着信音で飛び起きました。

先生からの電話で、かなり厳しい状態になっているというのです。

夫にそれを伝え、ザワザワした心地で落ち着かずにいると

再び先生からの電話があり・・・

電話越しから、れもの「ギャォ!」という一声が聞こえました。

 

 

病院に駆けつけると

れもは息を引き取っていました。

最期はとても苦しかったみたいです。

 

それでも亡骸はふわふわの毛におおわれて

目は黒く潤んだままで、安らかで、息をして眠っているようでした。

 

大好物を詰め込んであげてお別れしました。

 

夫はれもをとても可愛がっていたので相当なショックだったようです。

私も後悔の念がぐるぐるぐるぐるとどまらず

ここのところの忙しない日々と重なって疲れがピークにきていましたが

こればかりは時に任せるしかないと分かっているので・・・

 

あまりに突然

その存在が消えて無くなってしまった淋しさと向き合いながら

パールをなでたりしながら少しずつ少しずつ

れものいない生活に慣れてゆくしかないなと思っています。

 

 

れもちゃん

まだまだ一緒に居られるものとばかり思っていたよ。

カワイイ姿をたくさんたくさんたくさん見せてくれてありがとう。

また会おうね。

 

 

ご心配くださった皆さまのお気持ちは十分伝わっております、

ありがとうございました。