日本に「貸与」されていたパンダが中国に返還されることで、マスコミは
「日本からパンダがいなくなる!」
と騒いでいます。
でも、それが何?
パンダはもともと日本には生息していない動物。
その「珍獣」を動物園の檻越しに「ヒトが見て楽しむ」ことができなくなったところで、日本の生態系には何の影響もありません。
(マスコミが騒いでいるのは、パンダと中国外交とが直結する問題だからだ、ということは理解していますが)。
しかし。
日本の山野には古来からニホンジカたちが生息していました。
日本人はシカたちとともに生きてきたのです。
そのシカたちに対する風あたりが、最近なぜか、非常に強くなってきて、心が痛みます。
青森県は「県内のシカは事実上全頭駆除!全滅させろ!」と躍起になっていますし
(青森県は津軽半島のツキノワグマも全滅させようとしています)。
奈良でも、宮島(厳島)でも、神鹿のはずだったシカ達にたいする圧力が強まっています。
そんな中、京都市でもシカたちの全頭駆除計画があきらかになりました。
今、SNSで話題になっている
「宝ヶ池公園の鹿駆除計画」
です。
この鹿の駆除計画の背景には、農作物への被害や交通事故などがあるとされていますが、京都市からは過去一件しか死亡事故は公表されておらず、個体識別してもすでに30頭いるかいないかであり、人を察知したら逃げるような状態。また住宅地の多いこのエリアで、大規模な農業はされておらず、農作物の被害は限定的と推察されます。
この騒動のもとは京都市のこの計画↓
【京都市】2025年11月17日付
近年、深泥池・宝ヶ池の区域には野生のシカが多数棲みつき、天然記念物である深泥池の希少な植物(ミツガシワ等)の食害だけでなく当該区域が市街地への流出起点となり、近隣への農作物被害や生活環境被害(市民生活被害)の発生原因にもなっています(H30:バイクとの衝突による死亡事故、R6:府立植物園への侵入による臨時休園等)。
現状のままでは、農作物被害だけでなく、天然記念物である深泥池の貴重な自然、生物多様性、景観への影響や、宝ヶ池公園内等での角の生えたオスのニホンジカによる人身被害の発生、また、深泥池・宝ヶ池を起点とする市街地への流出により更に広い範囲での生活環境被害発生に繋がることから、対策を講じる必要があります。
このため京都市では、深泥池・宝ヶ池のエリアに定着しているニホンジカの捕獲を進めています。
シカ駆除の理由とされている「ミツガシワ」とは
ミツガシワ(三槲、Menyanthes trifoliata)は、ミツガシワ科ミツガシワ属の一属一種の多年草。日本(北海道、本州、九州)を含め北半球の主として寒冷地に分布し、湿地や浅い水中に生える。
地下茎を横に伸ばして広がる。葉は複葉で3小葉からなる。4-5月に白い花を総状花序に多数つける。
亜寒帯や高山に多いが、京都市の深泥池や東京都練馬区の三宝寺池など暖帯の一部にも孤立的に自生している。これらは氷期の生き残り(残存植物)と考えられ、これらを含む水生植物群落は天然記念物に指定されている。北海道岩内郡共和町の町の花。
wikipedia
ミツガシワという植物そのものは、深泥池以外の日本各地に広く生息しています。そして京都府のミツガシワは都道府県独自の「要注目種」に指定されていますが、環境省カテゴリのレッドデータ対象ではありません。
だからといって、私は決して深泥池のミツガシワは重要ではない、などと考えてはいません。本来なら亜寒帯に多いはずの植物が京都市のように暑い都会のまんなかに残っているというのは珍しく、ぜひ保護していきたい生態系と考えております。
しかし、氷河期の生き残りという意味では、ニホンジカだって氷河期から京都の地に生息していた動物です。
シカとミツガシワの両者がこの地に生き残っているとすれば、共存関係にあると考えるのがふつうではないですか?
シカのように大きな動物だけを全頭駆逐してしまった場合、その地の生態系がまったく無影響とは、私にはとても考えられないのです。
シカたちはミツガシワの競合相手を優先的に食べて間接的にミツガシワの成長を支えてきたのかもしれませんし、シカ糞が天然肥料となってミツガシワを養っていたのかも知れません。
現に、うちの農地では、シカたちが自由に出入りできる場所に生えている柿のほうが、シカたちが防獣柵で閉め出されている柿よりも、実が大きく甘くて美味いのです。
20メートルと離れていないのにこれほど違うのかというレベルで味が違います。
ミツガシワ等の植生を守りたいのなら、シカ達も守るべきではないでしょうか?
京都市が進めている「シカ全頭駆除」では、このシカ問題は解決しないでしょう。
地図をご覧いただければ誰でもすぐわかりますが、宝ヶ池の北西方向は後方の山と緑がつながっています。
都会の中の孤島ではないのです。
たとえ今全頭を駆除したところで、またシカが流入してくる可能性が極めて高いということです。
では、シカを防ぐにはどうすればよいのか?
私に言わせれば、簡単です。
防獣柵をぐるりと設置すればよいのです。
それでシカ害(というものがもしあるならば)はほぼ100%防げます。
防獣柵設置を、というと、行政などはすぐ、まず業者入札して、重機を入れて、コンクリートを流して、なんて大げさなことを考えるのかもしれません。
が、農家が設置しているような防獣柵なら、10~15分も説明すれば誰でも、中学生でも年金生活の高齢者でも簡単に設置できます。
京都市は大都市です。学生も多い。
「かわいいシカたちと貴重な植物の両方を守るための防獣柵設置ボランティア」を募集すれば、20人や30人、すぐに集まるんじゃないですか?
深泥池は周囲1540mだそうですが、余裕をみて、設置距離を2000mとしても、元気な若者が20人~も集まれば、数日で防獣柵を設置できるはずです。
これは私自身の実体験から申しております。私は非農家出身で体重40kgと非力でありながら、総延長500メートルほどになる防獣柵を女一人で設置できました。
その後、一度もシカには侵入されていません。
また、防獣柵なら、もしシカが深泥池に入れないことで”雑草”が増えすぎる等生態系に変化が生じた場合は、柵の一部を開閉することで、適度な頭数を再導入することも簡単になります。
もちろん、周辺の農地も防獣柵でかこめばよいのです。
税金対策で形だけ農地風にしている自称農家を除き、無料で資材を提供すれば、柵の設置を拒む農家なんていないはずです。
柵は、シカだけでなく、ヒトその他の侵入も防いでくれるものですもの。
もう一度お願いします。あなたの声を京都市に届けて下さい。
【🆘🆘🆘大拡散希望‼️】
— かなるふぁ🦌 (@SHIKA888888) December 17, 2025
宝ヶ池シカ全頭殺処分の根拠公開申請運動
<捕殺状況>
🕐捕殺期間が遅延で約1.5か月、後ろにズレており年末→1月まで実施のようです。
まだ助けられる可能性あります‼️😭
<アクション>
🔴9,074名の署名提出しても、明確な根拠データすら出さない京都市。… pic.twitter.com/w4Sw9bozCt
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『化粧品の動物実験の禁止を求める国会請願署名』
動物の犠牲はいらない! ぜひご協力ください。
NPO 法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)、認定NPO 法人アニマルライツセンター(ARC)、PEACE 命の搾取ではなく尊厳を の3団体では、これまで美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会を立ち上げ、国内の化粧品メーカーに対し、動物実験の廃止を求める活動を行ってきました。その結果、大手を含む多くの化粧品メーカーが、現在では動物実験を廃止しています。しかしながら、日本で販売される化粧品すべてに「クルエルティフリー(動物実験されていない)」を実現するためには、どうしても法的禁止が必要です。 EUは2013年、化粧品の動物実験の完全禁止を実現しました。現在では、何らかの形で化粧品の動物実験を禁止する国は、世界45か国に広がっています。そして、現在、日本の国会でも「動物福祉(アニマルウェルフェア)を考える議員連盟」のなかに「化粧品の動物実験廃止WT(ワーキングチーム)」が設置され、検討が進められています。 私たちは、この国会での動きを支持し、日本でも法的禁止を実現するため、衆参両院議長にあてた請願署名を立ち上げました。ぜひご協力の上、ひとりでも多くの方に、この署名を広めてください。
この請願では、2つのことを要望しています
日本国内における化粧品のための動物実験の実施を禁止する法律をつくってください。
その法律の施行日以降、原材料及び製品に関して動物実験が行われた化粧品を日本国内で販売することも禁止してください。
これにより、国内で製造される化粧品だけではなく、輸入品についても禁止が実現します。
「動物実験をしているメーカーから化粧品を買いたくない」
「原材料についても、動物実験されていないかどうか確かめてほしい」
「動物実験されているのかどうかが、店頭ではよくわからない」
こうした思いを解決し、動物の犠牲をなくすには、法律での禁止が最も近道です。
ぜひ1人でも多くの方のご協力を
よろしくお願いいたします!
第一次集約期限 2026年4月30日 着
国会が受け付けるのは紙の自筆署名のみです。署名用紙にご記入の上、下記へご郵送ください(FAX、メールは不可)。
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町29 番31号 清桜703
NPO法人 JAVA署名係 TEL 03-5456-9311
日本以外の国籍の方でも、日本国内にご住所があればご署名いただけます。
署名集約のためにお預かりした個人情報は、衆議院議長/参議院議長への提出以外の目的には使用しません。
用紙が足りない場合はコピーするか、下記ウェブサイトよりダウンロードしてご利用ください。(白色のA4サイズの用紙に片面印刷)
署名実施団体:美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会
●構成団体●
NPO 法人動物実験の廃止を求める会 ・ 認定NPO 法人アニマルライツセンター ・ PEACE命の搾取ではなく尊厳を』
署名用紙のダウンロードはこちら
http://www.crueltyfreebeauty.jp/CFBspetition.pdf
チラシのダウンロードはこちら
http://www.crueltyfreebeauty.jp/wp-content/uploads/2025/12/CFBpetition-flier.pdf
署名用紙の出し方はこちらのブログがくわしいです。
動物実験をしていないコスメメーカーが一覧できるすばらしいブックレットがあります。
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こちらも是非お読みください。
※CAPIN様の記事
あなたが食べている鶏肉は、生きたまま茹でられた鶏のものかもしれません。
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*里親会・譲渡会のお知らせ*
参加猫・開催時間等の詳細、予約はリンク先をご覧ください。
【ラブとハッピー府中支部主催 保護猫譲渡会】
12/21(日)東京都府中市 SOU--ZOU
https://ameblo.jp/love-happy-cat/entry-12949930905.html
【富士見さくらねこ応援団 譲渡会】
12/21(日)埼玉県富士見市ふじみ野市 上福岡つるや
https://ameblo.jp/kobama33/
【ごんまるキャット譲渡会】
12/21(日)兵庫県加古川市 中島会館
https://ameblo.jp/gonmararu12/
【平塚のら猫を減らす会 保護猫譲渡会】
12/28(日)神奈川県平塚市 ユアペティア平塚店
https://ameblo.jp/hiratsuka-neko/
【あしながねこ 保護猫の譲渡会】
1/11(日)神奈川県平塚市 OSC湘南シティユアペティア平塚店
https://ameblo.jp/ashineko22/
【ディ・アンクの譲渡会】
1/18(日)山口市下関市 取り民具ショップMagic
https://ameblo.jp/diank/
【あしながねこ 保護猫の譲渡会】
2/8(日)神奈川県平塚市 OSC湘南シティユアペティア平塚店
https://ameblo.jp/ashineko22/
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ペット(犬・猫・小動物など)の里親募集サイトhugu ハグ―
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ウクライナ、ロシア、イスラエル、他。
各地で戦争や紛争が止みません。
人間同士の殺し合い、破壊行為は、断じて許されるものではないのに。
私はそれぞれの主張や歴史等、何も知りません。
ですから何が良いとか悪いとかの判断はしません。
どちらの味方とかではなく、一人の人間として、ただもう戦争なんてやめてほしいだけです。
それに苦しんでいるのは人間だけではありません。
動物達も、大自然も、多大な被害を受けているのです。
お願いです。
今すぐ止めてください。
苦しんでいる人を助けてくださっている方々、ありがとうございます。
誰もが安心して自由に暮らせる世界になりますように。
戦争反対!
武力行使止めろ
No Weapons!
NO WAR!
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