台湾に行くなら、どのガイドブックを買うか? そして、旅の友には中島京子「のろのろ歩け」を | 谷根千の旅猫

谷根千の旅猫

谷根千の活動を生かし、イベントなどをプロデュース開始。2017年10月と2018年5月に台湾で雑貨市を開催しました。根津在住。
世界23カ国を旅して、台湾、メキシコ、トルコ、イギリス、ベトナムの情報もアップ中です。
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台湾の情報は、今、日本ではあふれています。

インターネットの情報は多すぎ。整理がつかない。

 

で、やっぱり、よいガイドブックが必要です。

最近で一番よかったのは、台湾マニア委員会の

 

 

宜蘭(イーラン)地区を徹底的に、丁寧に、取材したガイドブックです。

 

イーランは台北から、電車でもバスでも1時間で行けるので

台北だけでは、物足りない。

プラス、ちょっと田舎でのんびり旅したい…

 

そういう、日本人にとって、「待ってました!」という本です。

 

で、私も、この本に刺激を受け、

今月12月末に行くことにしました。旅日記をお楽しみに~。

 

で、

この本の前に、イーラン方面、台東、花蓮などに

行きたいなぁ…という気持ちにさせてくれたのが

 

台湾で日帰り旅」です。JTBパブリッシング。

 

 

この本の特徴は、鉄道路線がすべて掲載されていること。

 

鉄道こそ、旅の醍醐味と思っている私にとって

「やっと、出た~」。しかも、面白い。

 

そうかー、この路線とこの路線がつながっているのかー、

ということは、ここにも行けるなぁ~と、

 

ずっと、眺めて、楽しめる本です。

 

路線の使い方ももちろんですが、有名な観光地やバスが出ているとか

有名な食べ物など、

「ああ、ネットで気になっていた、あそこかぁ」と分かるので

 

これ一冊だけ抱えて、知らない街に降り立つ旅もできそう。

 

そして、台北のガイドブックとしては

朝日新聞出版のこれがオススメです。

 

 

いろんなガイドブックがあるのですが

3回ぐらい台湾に行くと、

ある程度のいい店や行きたい場所のまとめがほしくなります。

 

それが、本当に程よく、まとまっているので、

この本に、自分が行きたい場所を鉛筆で書くなどして、

落とし込んでいけば、一冊でOK。

 

ひとり旅を視野に入れたつくりも、良いし

地図がとても正確。

 

ちゃんと取材したのだなぁと感心しました。

 

何冊か、有名な人が作った台湾ガイドブックで、

テキトーだなぁというのもあるので、

こういう姿勢の本づくりは、頭が下がります。

 

もちろん女性誌も、よい特集を組んでいます。

古いですが、この2冊もよかったです。

 

 

でも、台湾は今、どんどん変わっているので

情報が古くなってしまったかな。

 

台湾の人たちの間で騒がれていた

「BRUTUS」ですが、これは正直…

 

 

日本では、話題にならなかったです。

 

ちゃんと買って、読んだのですが、

何をどう、101選んだのか、選んだ視点もさっぱり???

なるほど~と思うものも少なく。

 

台湾の皆さんが表紙のデザインを変えて

「私だったら、これを選ぶなぁ」と盛り上がってましたが

それ期待して作ったのかもしれないですね。

(違うと思いますが)

 

そして、台湾に行った時に持っていって

より、台湾旅を盛り上げてくれたのが

 

中島京子「のろのろ歩け」

 

 

台湾、北京、上海の3つの街で、

3人の日本女性が人生、仕事、生き方に立ち向かう時間を

描いているのですが

 

その街の個性が

その女性たち、それぞれが悩んでいことと

重なっていき、旅する気持ちに、ピタリと合います。

 

実は、読むのは2回目だったのですが

日本の千代田線に乗って読んだ時も面白かったですが

 

台湾の飛行機や、電車や、カフェで読むのが

最高に良いシチュエーションです。

 

日本語を勉強している、台湾の方にもおすすめの本です。

 

早く、クリスマスになって、台湾に行きたいなぁ。

わくわく。

 

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⇒ネコハチは、東京の「谷根千」に住んでいます。

また、東京散歩大好き。いろんな視点で、東京を紹介します。

 

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