台湾の情報は、今、日本ではあふれています。
インターネットの情報は多すぎ。整理がつかない。
で、やっぱり、よいガイドブックが必要です。
最近で一番よかったのは、台湾マニア委員会の
宜蘭(イーラン)地区を徹底的に、丁寧に、取材したガイドブックです。
イーランは台北から、電車でもバスでも1時間で行けるので
台北だけでは、物足りない。
プラス、ちょっと田舎でのんびり旅したい…
そういう、日本人にとって、「待ってました!」という本です。
で、私も、この本に刺激を受け、
今月12月末に行くことにしました。旅日記をお楽しみに~。
で、
この本の前に、イーラン方面、台東、花蓮などに
行きたいなぁ…という気持ちにさせてくれたのが
「台湾で日帰り旅」です。JTBパブリッシング。
この本の特徴は、鉄道路線がすべて掲載されていること。
鉄道こそ、旅の醍醐味と思っている私にとって
「やっと、出た~」。しかも、面白い。
そうかー、この路線とこの路線がつながっているのかー、
ということは、ここにも行けるなぁ~と、
ずっと、眺めて、楽しめる本です。
路線の使い方ももちろんですが、有名な観光地やバスが出ているとか
有名な食べ物など、
「ああ、ネットで気になっていた、あそこかぁ」と分かるので
これ一冊だけ抱えて、知らない街に降り立つ旅もできそう。
そして、台北のガイドブックとしては
朝日新聞出版のこれがオススメです。
いろんなガイドブックがあるのですが
3回ぐらい台湾に行くと、
ある程度のいい店や行きたい場所のまとめがほしくなります。
それが、本当に程よく、まとまっているので、
この本に、自分が行きたい場所を鉛筆で書くなどして、
落とし込んでいけば、一冊でOK。
ひとり旅を視野に入れたつくりも、良いし
地図がとても正確。
ちゃんと取材したのだなぁと感心しました。
何冊か、有名な人が作った台湾ガイドブックで、
テキトーだなぁというのもあるので、
こういう姿勢の本づくりは、頭が下がります。
もちろん女性誌も、よい特集を組んでいます。
古いですが、この2冊もよかったです。
でも、台湾は今、どんどん変わっているので
情報が古くなってしまったかな。
台湾の人たちの間で騒がれていた
「BRUTUS」ですが、これは正直…
日本では、話題にならなかったです。
ちゃんと買って、読んだのですが、
何をどう、101選んだのか、選んだ視点もさっぱり???
なるほど~と思うものも少なく。
台湾の皆さんが表紙のデザインを変えて
「私だったら、これを選ぶなぁ」と盛り上がってましたが
それ期待して作ったのかもしれないですね。
(違うと思いますが)
そして、台湾に行った時に持っていって
より、台湾旅を盛り上げてくれたのが
中島京子「のろのろ歩け」
台湾、北京、上海の3つの街で、
3人の日本女性が人生、仕事、生き方に立ち向かう時間を
描いているのですが
その街の個性が
その女性たち、それぞれが悩んでいことと
重なっていき、旅する気持ちに、ピタリと合います。
実は、読むのは2回目だったのですが
日本の千代田線に乗って読んだ時も面白かったですが
台湾の飛行機や、電車や、カフェで読むのが
最高に良いシチュエーションです。
日本語を勉強している、台湾の方にもおすすめの本です。
早く、クリスマスになって、台湾に行きたいなぁ。
わくわく。
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⇒ネコハチは、東京の「谷根千」に住んでいます。
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