猫木の3周年記念っぽい変なリク募集企画?
に頂いた蓮キョコさんたちにさんざんさせたい事をさせていくだけなものとなっておりまする。
タイトルでいきなりネタバレシリーズになるんだぜよぅ。
( *'w')b


んでは、こちらキョコさんverからの続きだったりしやす。




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どうしたものだろうか…………




いや、ね?今の現状もかなり美味しいんだけどね……
愛しい彼女のやわらかであたたかな太腿の上に頭を乗っけてひざ枕って状態。
以前にその幸福を味わった時と違って、朝食二度食いなダメージもないし寝たふりをする必要もない。
うにうにとバレないように小さく頬を擦り当ててやわらかな太腿の感触を堪能していたのだけどさ?
どれくらいの時間がたったのかな?どうせなら見慣れたリビングやTVなどよりも愛しい彼女を見ていたいと彼女の身体に腕を巻きつけておなか側に顔を向けてるから部屋の時計を見ることが出来ないけど、体感するに10分はゆうに過ぎたと思う。
俺はいいよ?いつまでだってずっとこの幸せなポジションを味わっていたいけど……君の膝が痛くなったりとかするんじゃないかとかも心配だ。
それに…………そろそろ俺、穴が空くんじゃないかな?



「キョーコ?」
愛しい恋人の名を呼ぶとハッと息を飲む音がはっきりくっきりと聴こえてきた。
「すいませんすいませんっ!!つい……」
うん、相変わらず凄い集中力だよね。穴が空くほど見られるってまさにそんな感じだったよ。
「大丈夫。キョーコに視姦されるのは慣れてるから」
揶揄うように言うと間髪入れずに
「観察って言ってくださいっ!!だって、いつもなら髪に隠れてる耳輪や対輪、外耳孔や対珠の形なんかをですね……」
「敦賀百万石データだっけ?また俺人形でも作る気?」
骨格なんてコアなデータで俺を見抜いてみせた彼女が作る精巧な俺人形。
正直なところあんまりいい気はしてなかったんだけど、まぁ、あれもキョーコの愛情表現だと思えば嬉しいものだ。それに、もう身売りもしないし他の男の人形は作らないって約束もしてくれたしね。
キョーコの膝の上でくすくすと笑っているとさらりと髪を耳にかけられた。
あぁ、やっとしてくれるんだ?








「そう。じゃぁ…………耳かき、してくれる?ひざ枕付きで。」




そう強請った俺の願いを聞いてあからさまにホッとした顔をしていた、目に入れても痛くないくらいに愛しい俺の恋人。
いや……うん。白状すると最初はさ、それこそ寝室へ誘うような……彼女に破廉恥!と叫ばれてしまいそうな感じの不埒なお願いをしてしまおうかなんて考えてたんだけど。
だけどね……壁際に追い詰めたキョーコがあまりにもぷるぷると仔ウサギみたいに怯えてたから。
半年前にやっと口説き落とした愛しい愛しい俺の恋人。そっち方面にも慣れて欲しいような気持ちもあるけど……
俺を見上げる上目遣いな紅茶色の瞳が、あんまりにもかわいくって……つい。
せっかくの「なんでも」の願いだったのに、ついキョーコのかわいさに負けて方向性を変えてしまってんだ。
いや、いい。どうせ今夜はお泊りデートな予定だ!
1番の楽しみなご馳走は夜へ先延ばししただけだ。
どうせ、俺の願いなんてキョーコといちゃいちゃしたいってだけなんだからっ!!
少しいちゃいちゃの方向性が変わっただけで、ひざ枕で耳かきなんてラブラブカップル的でいいじゃないかとか思ってたんだけどさ……
うん。まぁ、予想外にキョーコに耳を視姦されるし。こんな明るいリビングで犯行に及ぼうものなら今夜ひと晩中指一本も触れさせてくれなくなりそうなのに集中し切って無防備な彼女。スカートを隔てたその下にある素肌のなめらかな甘さを知る身の上としても、その太腿をどうにもいやらしく撫で回しそうになる自分を抑えるのもそろそろ辛くなってきてたしね?




「……痛くないですか?」
かさりと耳の中を動かされる音に混ざる心地好い彼女の声。
「気持ちいいよ。上手だね、キョーコ」
俺としては普通に答えたつもりなのに、無駄に色気を振り撒かないでください遊び人なんて彼女に言われたりしながら、戯れるようにキョーコのひざ枕に甘えながらしてもらった耳掃除。
「お終いです。」
そんな言葉の後に、耳朶にふぅっと吹き掛けられた吐息。ゾクッと腰に震えの来るような感覚。
これは……大人ないちゃいちゃに誘ってる?なんて思いながら彼女の膝から頭を起こしてみるけれど、ふんふんとご機嫌に鼻歌なんて歌いながら耳かきに使った道具を片付けている彼女の様子はいつもと変わりはなくて……
「すっきりしたよ、ありがとう。」
御礼を告げればてれっとかわいらしく微笑む愛しい愛しい俺のキョーコ。
ニットのセーターに包まれた細い肩を抱き寄せて栗色の髪な合間の耳朶へと唇を寄せて囁いた。
「お返しに……俺もキョーコのこと、気持ち悦くしてあげる」
と、そうキョーコが夜の帝王だなんて呼ぶの男の俺の顔で。
わかりやすいくらいに大きくビクンッと跳ねた背中。赤く染まるまろい頬。
「だっ……だだだだダメですぅ!ま、まだお夕飯もまだですし、そそそそれにっ!?こんな……明るいとこじゃっ…」
ジタバタと俺の腕の中から逃げようともがく愛しい恋人。ぶふっと吹き出してしまいそうになるのを我慢しながら
「え?だって、明るいとこじゃないと危ないだろ?お返しに耳かきするのに……」
こてっと芝居掛かった風に小首を傾げてみせれば、ぶわっとますます真っ赤に染まり上がったキョーコの頬。
「あれ?なにか勘違いした?……そっちの方がお望みなら、全力でキョーコの期待に応えるけど」
まんまるな彼女の大きな瞳に映るのは、ニヤリと悪く笑う俺の顔。
はくはくと動くピンク色の唇。
「き、期待なんてしてませんっ!コーンの破廉恥似非妖精っ!!」
腹式呼吸に裏打ちされた通りの良い見事なキョーコの叫び声が、すっきりした耳によく響く。
むーむーと逃げ出そうともがく恋人を捕まえて、さぁさぁ頭を乗せてと膝を叩いてみせた。




君に勘違いさせて俺が期待する方のいちゃいちゃは、そうだな、ふたりで並んで夕飯を作って食べて一緒にお風呂に入ったその後までちゃんと我慢するからさ。






だから、今はさぁほら俺の膝においで?







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あれ?おかしいな……甘々ほんわりになる予定どったのに?すっかりいつもの猫木のとこのおバカ系に。
。(;°皿°)




こちら、蓮キョコさんずに散3◯◯させましょう!コメントにて
hiromizu1980様から「耳掻き!」
maika-aoi様から「膝枕」
キスをさせましょう!のコメントにて
まゆりん様から「膝枕で耳かき」
な蓮キョコさんずにさせたいことリクにお応えしようももがいた結果なつもりにございまする。
_(:3」z)_
耳かきひざ枕、大人気ですなー!




んで、こっそりとやらかして参りました3周年の企画っぽいこちら、猫木以外の誰が楽しいのか甚だ謎企画ではございましたが、次のやつでラストな予定となっておりまーす!
\\\\٩( 'ω' )و ////



↓拍手のキリ番っぽいのを叩いちゃった方は、なにやらリクエストしていただくと猫木が大喜利的にぽちぽちと何か書くやもしれませぬ。


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