【前回の続きです】
娘の進路を否定されたような気持ちになったあと、美容師さんはご自分の娘さんの話を始めました。
「うちの娘はもう社会人なんですけど、高校を卒業したあとの進路をどうする?ってなったときに、娘は〇〇系の学校に進みたいって言ったんです。」
「でもそれだと将来が不安定だし、食べていけるか分からないから、その夢は諦めさせたんです。」
「国家資格を取りなよって説得して。手に職をつけなって。」
「お母さんと同じ美容師さんですか?」
「美容師なんて大変だし、勧めませんよ。」
「看護学校に行きなって。」
「そうなんですね。」
「でも、もともと興味がある分野じゃなかったから、看護学校を途中で辞めたい、進級できないかもみたいな時もあって大変でした。」
(そうなるよねぇ)
「でもなんとかギリギリ卒業して、国家試験も合格して…。」
(おお、頑張ったんだ)
「すごい!娘さん頑張りましたね!」
「結果的に卒業して資格取れたからよかったけど、娘の夢を諦めさせてまで看護学校へ行かせたから、途中かなり親子喧嘩もしたし危なかったんですよ。」
「本当に賭けだったというか。学校を辞めるギリギリでしたから。」
現在娘さんは立派に看護師さんとして働いているそうです。
すごく娘さんの事を誇りに思っているのが伝わりました。
そして純粋に娘さんすごい!と思いました。
正直自分の興味がある分野以外の勉強ってしんどいと思うので。
親に無理やり行かせられたのなら尚更ね。
うちの長女もご友人の娘さんのように全然違う仕事に就くことがあるかもしれません。
なので美容師さんの話を聞いて、
私も娘に違う道を提案するべきだったかな?
長女のやりたい事を純粋に応援しようと思ったけど、間違いだったかな…と不安になってしまいました
ただ昨日はモヤモヤしましたが、一日経って冷静になって思うことは、
どんな学校に進んでも(大学でも)将来どこに就職するか、就職して仕事が続くかなんて、高校を卒業したばかりの今は何も分からないということ。
大きく言えば将来のことなんて誰にも分かりません。
美容師さんの娘さんは、いい方に転んだけど、それも結果論だなと。
私は私で長女が選んだ道を応援するしかありませんね。
髪の毛を綺麗にカットしてもらい、頭部はさっぱりしましたが心はザワついた、そんな1日でした。
ちなみに美容院代は(リタッチカラー含む)
7,810円でした
【毎日のヘアドライで髪を美しく♡】