いつの時代もその時に生きておる者が時代を作っておる。その時には誰にも気づかれず褒められる事もないたわいのない事であるがそれを一生懸命やっておれば時を経て共感する者が増えて行きそれが後に時代と呼ばれる一つの業になるのである。

今吹いておる風は先祖も誰も知らん風である。いつの時代も皆手探りで今吹いている風を掴みそれに乗って行くのである。ただ風の流れに乗り自分を信じて進めば良い。

しかし忘れてはならぬ事もある今おる者は後に続く者が困らん様にしておくのも大事な仕事でもあるぞよ。後に続く者が生きやすくしておくそれが良き時代を作る業であり役目である。