星に願いを | どんぐりと山猫通信

どんぐりと山猫通信

山猫庵の居候「なつの」が発信する訳あり猫と人間の物語の始まり、始まり。

ゴロブンニャ。夏野ですにゃ。

お久しぶりですにゃ。大山猫が、面会謝絶の重病で、動けなかったですからにゃ。

最近やっと復帰していますにゃ。人騒がせですにゃ。


さて、「たまみ」は輸血と投薬を続けながら、七夕を迎えた。

今は、理事長室で暮らしていますにゃ。免疫抑制剤の量が3倍になり、ステロイド、抗生物質も倍になった。

ビタミンk2も処方している。赤血球がつくられない状況は変わっていない。相変わらず白い。

大山猫は、葉酸を多く含む食品を与える準備をしている。レバー、うなぎ、ホウレンソウなどのペーストがあると助かりますにゃ。


このブログを更新するまでの間にたくさんの猫が保護された、赤ちゃん猫が2か月から3か月の子猫になった。


疥癬を患った猫はだいぶよくなった。やわらかい毛並みになってきた。

昨日は「ネズミ捕り」にかかった子猫が保護されてきた。毛がはがれて皮膚が痛々しい。


16匹の赤ちゃん猫が子猫になって、里親さんの募集を始めるよ。

お出かけした仲間も元気にやっているようだよ。


ムーラン、れき、マーガレット、マーヤ、ケイ。元気で頑張るんだよ。

里親さんからは、元気そうな彼らの写真が送られてくるよ。ありがとうございますにゃ。


今は、シェルターは満床だよ。ラウンジのほうにまで特設ケージを置いている。

スタッフの数も厳しいから、新しく犬猫を保護することは難しい。

人手が足りなくては、安全な保護管理ができない。一人あたりの活動時間も限られているしにゃ。

大山猫と山猫さんは24時間356日体制で事務所や理事長室で交替で仮眠をとって面倒を見ていますにゃ。


たまみとみいのいる理事長室は、具合の悪い理事長が3週間近く泊まり込んでいますにゃ。もちろん、自分も絶対安静にしながらでしたがにゃ。

大山猫の愛犬「アシタ」は怒っているそうですにゃ。


大山猫はシェルターから歩いて30秒のところに家があり、緊急時にはスタッフも使えるようになっている。

新しく入所してくる犬猫の対応のために、いろいろと工夫していますにゃ。お金はとんでもなくかかりますがにゃ。


たまみがシェルターに来てから4か月。なんとか命がつづいている。

MDSが発症し、貧血が続いていることには変わりはないが、母猫のみいと一緒に暮らしている。

時々ケージから出て、部屋の中を自由にしているが、とび跳ねたりはしない。ゆっくりと歩き、横たわり、椅子に飛び乗ったりする程度。爪とぎをしたり、絨毯の上でまどろんだり。

食欲は普通にあり、次はクリスマスを一緒に迎えたいと大山猫は言っていた。


だいじょうぶですにゃ。

星に願いを。昨夜は七夕でしたにゃ。


夏野でした。